豚生姜焼き用肉でサルティンボッカ風

 豚の生姜焼き用のお肉4枚入りのパックを買ってありました。生姜焼きではちょっと量が足りないかも・・・と考えていたのですが、ちょうど残っていたハーブパン粉を使ってフライにしたら・・・と思いつきました。
     
 広げたロース肉の余分な油を取り、掌でトントンとうすく伸ばしてから、所々に切り目(筋切り)を入れて軽く塩コショウします。
 一枚の上にシュレッドしてあるチーズを少しのせ、セージの葉をちぎって全体に載せ、その上からチーズをパラパラと。もう一枚のお肉を重ねたら、粉、溶き卵、パン粉の順に衣を付けます。粉は薄化粧ではなくてしっかりと付け、卵も。二枚がはがれないようにパン粉もたっぷり付けました。
 フライパンにオリーブオイルをお肉の厚さの半分くらい迄入れて、温めたら揚げ焼きのようにして両面こんがりと焼いて出来上がりました。
 急いでいたので、付け合わせはレモンだけでした。トマトを切ってソースにすれば良かったかなー。でも、たっぷり絞ったレモンでさっぱりと、夫と2人で美味しいねと言い乍ら食べました。(自画自賛お許しを!)ごちそうさまでした。
 庭のセージの葉は大きく育っていたので一枚を使いました。私は、セージの風味はもう少し有っても良かったのですが、夫にはちょうど良かったみたいです。葉をちぎって載せるのは、ナイフで切り分けて頂く時に食べやすいのです。やや大きめにちぎるのがポイントかも。このようにして、ハーブを食材の中に閉じ込めて調理すると、頂く時にハーブがふわりと香って良いですね。ハーブパン粉も良い役目でした。セージは消化を助け動物性の油を流してくれると言いますので、お肉には好相性のハーブですね。