リンゴ 紅玉

皮が真っ赤な紅玉を1つ頂きました。さあ、どのように食べたら良いかしら。皮に栄養も有りますし、このまま皮ごと食べましょうか・・・と迷いました。果肉は皮をむいて美味しく頂いて、むいた皮は煮る事に致しました。タネの部分も一緒にいれるとペクチンの作用で少しトロッとした煮汁になります。
    
皮とタネの部分も一緒にお鍋にいれてひたひたより少し多めに水をいれます。レモン汁数滴とお砂糖はお好みの量をいれて煮ます。ふつふつしてきましたら、弱火にして焦がさないように気をつけ乍ら皮の色が煮汁に十分染み出るまで煮ます。
ストレーナーで汁をこしました。リンゴの皮、特に紅玉は、奇麗な赤い色が煮汁にでてきます。ルビーのような美しい赤い色になるのです。
    
皮についている果肉はストレーナーを使って濾すと赤く染まった果肉がとれます。
    
出来上がったルビー色の煮汁は炭酸で薄めて頂いてもよし、ゼリーにしたり、ソースにしたり、工夫次第でさまざまに利用できます。熱いうちにローズゼラニウムの葉を入れて冷める迄待てば薔薇の香りを付ける事ができます。クリスマスの頃ならばシナモンもよいですね。
ベースを作っておくといろいろに楽しめるリンゴの皮。たった1つのリンゴでも楽しみ方は広がります。