油揚げと白菜の煮浸し

白菜と油揚げの煮浸しは、もうずいぶん前に小林カツ代さんがNHKのお料理番組で紹介なさっていたレシピだと記憶してます。白菜のおいしい時期になるとしばしば我が家の食卓に登場いたします。    
    
材料は、白菜、油揚げ、削り鰹節と調味料だけのシンプルさ!お水もお出汁も使わないのです。
調味料は、小林カツ代さんのレシピでは、なにをどれくらいつかっていらしたのかもう忘れてしまい、メモもないので、いまは味醂、日本酒、お醤油を使い自分の味付けになっております。
水を使わないで白菜の水分だけで煮ること、ダシの代わりに削り鰹節のパックをそのままいれることの二つはしっかりと今でも頭の中に残っております。本当に便利な料理法なのです。
小林カツ代さんはそういうちょっとした工夫がお上手な料理家でしたね。お亡くなりになって残念です。レシピは今でも愛用させて頂いております。感謝。

白菜はざくざくと切ります。丁寧になさるなら、白い部分と葉先を分けて切っても。油揚げは短い辺を1cmくらいの幅の細切りにします。
お鍋に鰹のパックを入れて、その上に味醂、日本酒、醤油を入れ良く混ぜます。そこに白菜を全部いれてから火をつけて、中火くらいでお鍋のなかを混ぜ乍ら煮ます。ふつふつしてきたら火加減は焦がさないように加減します。
しばらくすると白菜から水分が出始めます。そうしたら油揚げをいれて混ぜます。蓋をしてほとんど煮汁が無くなる程度迄煮てできあがります。
鰹パック(4.5g)一袋、白菜1/4の半分程度、油揚げ1枚を目安にして頂ければと思います。調味料の味付けはお醤油が勝っても、甘さが勝っても、お好みで。いちど作ってごらんになると白菜の水分に驚かれると思います。買われてから日が経つにつれて水分は少なくなりますので、その時はお水を少々たすと良いですね。調味料に麺つゆなどを利用するのも便利かもしれません。