1月のポプリトーク「ハーブ料理を楽しむ」

今年最初のポプリトークは、ハーブ料理を楽しむというタイトルの外出授業でした。会場は東京ステーションホテルのアトリウム。天井が高く柔らかな光に包まれている気持ちのよいレストランでした。
    
お食事が始まる前にレストランのシェフから本日のお料理に使われているハーブに関しての説明がありました。ハーブを使うときは、効かせすぎないことがコツだそうです。
フェンネル、スイートマジョラム、レモンバームローズマリーなどなど。実物も用意して下さいました。お食事が終わった後、多くの方は実物のハーブに触れて香りを確かめておりました。勿論、私も!
    
前菜は、スコッチサーモンのマリネ フヌイユとライム風味。
フヌイユはフランス語で、フェンネルの事ですね。フェンネルの株元が薄く細く切られて入っておりました。サーモンは一晩マリネされているそうです。ライムの香りと酸味が効いて美味しく頂きました。
    
スープは、帆立貝の軽いクリームスープ バジルの香り。
運ばれてくる時から帆立貝とサフランの良い香り。スープの色はサフランですね。バジルは細かく切られてスープに浮かんでおりました。彩りも奇麗なスープでした。
    
スープの中にはころんと切られた帆立貝がたっぷり。
    
メインは、イベリコ豚の白ワイン煮込み マジョラムとレモンバーム風味。
ふくよかなマジョラムの香りがソースにとけ込んで、豚肉とよく有って美味しかった。
    
デザートは、ローズマリー風味のブリュレ レモンシャーベット添え。
ローズマリーの香りが絶妙で秀逸なお味。デザートにローズマリーの香りは新鮮な感じがいたしました。レモンのシャーベットの酸味がブリュレの甘さを程よく調和して美味しく頂きました。
プロの方のハーブの使い方を学ぶ事ができました。個人的にはデザートが一番のお気に入りでした。
写真を撮り忘れましたが、カトラリーがとても変わっておりました。柄の部分が平たくて、ナイフはお皿に置くと刃の部分がお皿に立つのです。最初はびっくりしましたが、柄が平たい事で納得!でした。(言葉の説明だけでは分かりにくいですね。スミマセン)