東京駅丸の内南口と東京ステーション・ホテル

1月11日、敬愛する熊井明子先生の今年最初のポプリトークの会の講座はハーブ料理を楽しむという外出授業でした。集合場所の東京駅丸の内南口へは久しぶりに参りました。   
    
    
新しくなった駅舎の天井はとても美しかった。建設当時のデザインや色を再現しているそうです。天井のところどころにかざられているクレマチスオオワシなどのレリーフ、天井や壁のクリーム色や白などの色出しには明治時代を代表する設計者である辰野金吾は、東京の(もしかしたら日本の)表玄関ともいえる東京駅なので大変なこだわりがあったと案内して下さった係の方からお聞きしました。
    
レリーフの1つ、クレマチス(テッセン)の花言葉は「旅人のよろこび」、かつて日本のホテル(旅館?)の玄関にはよく生けられていたお花でしたので、レリーフとして選ばれたそうです。ものを作る時に、このようなこだわりはいつでも持ちたいなぁと思ったのでした。
石膏で作られたオオワシレリーフの重さですが建設当時は200kgもあったそうで、現在は50kgとのこと。ハイテク技術が駆使されているのですね。
    
南口からすぐに東京ステーションホテルの入り口がありました。特別に一泊80万円のロイヤルスイートルームを案内して頂きました。静かな廊下を進みました。
    
    
リビングのカーテンを開けて下さったら、行幸通りが見渡せました。
    
キッチンや次の間付きのスイートルーム。バスルームのアメニティはブルガリでした。大きなウォークインクローゼットは、DVD, S&Cで見たキャリーのアパートメントを思い出しました。このクローゼットはお客様には評判だそうです。
ホテル内の見学を終えて、お食事会の会場となるアトリウムに参りました。
      
普段は、朝食のレストランとなっているアトリウムは、天井が高く広々として大変気持ちのよいレストランでした。
    
     
中央にあるキャビネットの中のワインセラー。ワインボトルの栓のアルミの色がすごく奇麗で、ボトルの見せ方が素敵でした。  
    
古いレンガや線路のレールでしょうか。趣がありますね。
東京ステーションホテル:http://www.tokyostationhotel.jp/about/index02.html