ポプリトークの会と東京駅舎

今月、敬愛する熊井明子先生のポプリトークの講座は、ハーブ料理を味わうというテーマの外出講座でした。東京ステーションホテル内のレストランでの会食と東京駅舎とホテル内の見学がありました。
    
    
まずは、二冊のパンフレットを頂き、係の方が案内くださってドーム天上や床、メゾネットのスイートルームなどを見学しました。
    
駅舎の有楽町駅よりの端にある玉ねぎのような形のドーム屋根の銅板は一枚一枚手作業で作られているそうです。丸いドームの下にある屋根をふいている屋根材は、東北地方で産出されるスレートです。これらのスレートも東日本大震災の被害を受けて土石流で流されたのでした。説明してくださった係の方もボランティアで回収に参加したそうです。残念ながらすべてを回収することはできなかったとか。意外な所に津波の被害があることを知り驚きました。
この写真では分かりにくいかもしれませんが、壁の化粧レンガの目地は断面が半円形で見た目は丸く盛り上がっています。覆輪目地と呼ばれ特別な目地だそうです。今はもうこのような目地を施工することは無いので施工できる職人さんは少なく道具もなくてご苦労されたとお聞きしました。
    
レストランの香り高く美味しいハーブ料理の最後にいただいたハーブティー。ベリーとハーブの香りが絶妙のブレンドでした。カップを持ち上げた時に現れた merci の文字。心憎いサプライズ! ごちそうさまでした。