6月のイギリスー11(バーンズリーハウス)


普通の家のお庭も絵葉書のように美しいコッツウォルズ。走るバスの車窓から写しました。そのコッツウォルズにあるバーンズリーハウスに参りました。


今は亡きローズマリー・ヴェアリー夫人が丹精込めて造られたバーンズリー・ハウスのお庭。20年以上前に訪れて以来なのですが、ヴェアリー夫人亡き後、ホテルとなり、宿泊客とレストランを利用する方のみがお庭を散策できるそうです。


有名なラバーズノット。前回はもう少し刈り込まれて編み目模様がくっきり際立っていたような記憶が。






こちらは、キングサリとアリウムの小道。ずーっと憧れていて初めてこの二つの奇麗な共演をみることが出来て感激いたしました。散り敷いたキングサリの黄色の花びらが一段と風情あるものに見えました。


サマーハウスと池。以前、バーンズリー・ハウスでガーデニング修行に励んでいらしたH子さんから頂いたバーンズリー・ハウス通信に、ある夏の夕べ、「ガーデン見学の方達も帰られて静かになったので、ワイングラスを片手に池とお庭を眺めています。」な〜んていうお便りをとてもうらやましく読んでいたのでした。今は、ホテルに宿泊しているお客さま方が本をよんだり、お茶をしたり、ゆっくりとお庭時間を楽しんでおりました。




お庭です。まだ春の草花が十分に奇麗でした。


刈り込またボックスも、今少しすると奇麗な緑一色になるのでしょうね。


キッチンガーデン、ポタジェの入り口です。日本でポタジェというものはバーンズリー・ハウスのこのキッチンガーデンから広まったように思います。




お野菜と草花がお互いを美しく引き立て合い、生長を助け合っているのがよく分かります。本当に装飾的野菜畑という言葉がぴったりだなぁと思います。部分、部分をみていると我が家の庭でも見習えそうなところも有り、勉強になりました。