熊井明子先生とモイストポプリ

本日の昼間、NHKテレビ「いっと6けん」という番組で敬愛する熊井明子先生がご出演になりました。モイストポプリをご紹介くださいました。地デジになってからテレビが映らないので、携帯のワンセグ放送で拝見いたしました。画面はちいさかったのですけれど、ポプリの美しさはしっかりと伝わり、画面を通して香りも伝わってくるような感じがいたしました。
お塩にお花やハーブなどを漬け込んだりして作るモイストポプリの歴史は古く、本格的に作るには時間が必要ですけれど、先生は身近にあるお花やハーブなどで美しく香りよく、五感で楽しめる少し遊び心もある、チャーミングに楽しめる熊井式モイストポプリをご紹介くださいました。
生姜や柑橘類の皮をお砂糖に漬けるモイストポプリ!味わう事が出来るのです! 長くポプリについて研究を重ねていらっしゃる先生だからこそのアイデア、センス、本当に素晴らしいと敬服いたしました。NHKのHPにはご紹介くださったポプリのレシピもアップされておりますので、ご興味のある方はご覧頂けたらと思います。
http://www.nhk.or.jp/shutoken/6ken/memo.html#a-0615


それで、写真のモイストポプリの仕立て直しをいたしました。ナニワバラの咲く頃に毎日花びらをお塩につけて作り、トップにナニワバラを一輪飾って楽しんでおりました。フルーティーな香りがまだ残っています。

ボールにお塩(天然塩)を底が見えないくらいに敷いてバラの花びらを載せます(敷き詰める感じ)。その上にお塩をぱらぱらと載せます。うっすらと霜が降りたような感じに。翌日はそのお塩の上に咲いた花びらを載せてお塩を振ります。日々これを繰り返し、この状態で熟成させます。(お塩が花びらの水分を吸って徐々に乾燥します。)熟成させる間もお花の色や香りの移り変わりを楽しむ事ができます。

今日は、ボールからお塩と花びらをお皿に取り分けて上に庭のハーブ(ラベンダー、バニラグラス、レモンバーベナフェンネルの花など)を飾ってみました。ナニワバラの香りとハーブが乾燥する過程で漂う香りがどのように成るのか、楽しみです。

以前作って、トップにクリスマスローズを飾っていたモイストポプリはローズゼラニウム・ブルボンの葉とガリかローズのドライを飾りました。

こうして仕立て直しをすることにより、あらたなポプリによみがえり、本当に五感で楽しむことが出来て嬉しいです。
5月に開催されました園芸高校のバラを楽しむという講座でもモイストポプリをご紹介いたしました。その時、「後はどうするのですか?」とのご質問がありました。私は、ハンカチなどに包んでバスポプリとして入浴剤的な使い方をしておりますとお返事したのですけれど、本日の番組内でも同じような使い方の紹介がありました。同じで良かった!