ニューモイストポプリ

10月最初の土曜日、敬愛する熊井明子先生の講座がありました。今回のテーマはポプリテラピーについて。ポプリを楽しみつつ日々の暮らしを健康的に心楽しく過ごすための方法などについて教えていただきました。

    

以前からあるモイストポプリは、粗塩に半乾きにさせた花びらを混ぜ、その中にドライのハーブやスパイスも混ぜ、香りの補いに精油を足して熟成させてつくります。半乾きの花びらの状態、半乾きの程度の見極めや熟成期間がドライポプリよりも長く必要なことなど、結構手間と時間がかかります。
その辺りの事情を改善し、アロマテラピーとポプリの良い所を取り入れて手軽に楽しみながら美しく作れる方法がニューモイストポプリです。
講座では、教材として可愛い花束と精油をしみ込ませた粗塩を頂きました。花束は三日くらい飾って楽しみました。昨日はそれらの花でニューモイストポプリを作りました。

    
   
お皿に粗塩を敷き、中心には頂いた香り付きの粗塩を置きました。粗塩の上に花束のなかの花々や葉を並べておくだけで完成です。お花は花びらにほぐしても、そのままでも心のままにデザイン致しました。
まぁ奇麗だこと! お花の万華鏡! しかも香り付き!(またしても・・・、心の中で自画自賛でした。お許しを。)とにかく、作っている時が楽しくて精油の香りにも心が和み、まさにこれはテラピー!と実感いたしました。日々変化する様子を見守るのも楽しみです。

頂いた花束の写真を撮り忘れました。花束には、オレンジ色のバラ、うすいアプリコット色のカーネーション、フジバカマ、ピンク色のリンドウ、ローズゼラニウムユーカリ、シロタエギクの葉、赤いノバラの実が入っておりました。粗塩にしみ込ませてあるのはペパーミント、ベルガモット、ムスクの精油でした。

ポプリテラピーやニューモイストポプリについては、熊井明子先生のご著書をご覧頂ければと思います。
    
熊井明子のポプリテラピー(河出書房新社):       http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309021973/