煮魚好き

日々の食事は健康のことを一番に考えて作っている方は多いと思います。私も同じ思いです。一日30品目が理想と言われていますので、緑のお野菜、根菜、お肉、お魚、海藻、キノコ、豆類、いろいろ組み入れようと頭を巡らせます。その時、お台所にある食材を見て、何が出来るかしら?足りない物は? 前日と重ならないように・・・でも、昨日の余り物もあるし。。。時に献立作りは悩ましくもあります。悩ましいけれども楽しい、頭の体操、老化防止になりますね。
    
一昨日は、冷蔵庫のストックは乏しく、時間がなくてお買い物にも行きそびれました。冷凍してありましたカレイを思い出しました。お店で見た時、子持ちで美味しそうでした。すぐに食べる予定はなかったので、ひとまず冷凍庫へ。それを解凍して使いました。
冷凍庫から冷蔵庫へ移してゆっくり解凍する時間がなくて、冷凍庫からだしてやっと周囲の冷凍状態がとけかかった程度で煮立てた煮汁に入れて煮付けました。それが、魚の味も抜けていなくて、身もふっくらと煮付けできました。半解凍以前で使っても大丈夫でした。煮汁も最後はご飯にかけてすべて頂いてしまいました。ごちそうさまでした。
子供の頃に、カレイの煮付けを食べた後、お皿に残った骨と煮汁にお湯をかけて食べて(飲んで)いました。コツユと言って。
広辞苑で調べましたら「骨湯・こつゆ(煮魚または焼き魚の骨に熱湯を注ぎ、塩または醤油で味をつけたもの。)」と出ていました。今では骨湯のような食べ方は珍しいかもしれません。夫はこういう食べ方は一度もしたことが無いそうです。私は煮魚を頂く時、子供の頃の食卓を思い出してなつかしくなります。