ウイズレー・ガーデンは英国王立園芸協会に付属するガーデンです。会員は無料、同伴者は一人迄無料で入園する事ができるのです。とてもありがたいシステムですね。今回は、見学する時間がとても短かかったので、全体を見学することは無理と思い、見学したいコーナーを絞ってKさんとご一緒に急ぎ足で回りました。
ローズガーデンはちらっと奇麗なお花を横目でみつつ。。。。。ハーブ・ガーデンへ。
ペネロピ・ホブハウスさんがデザインなさったコテージガーデンからすこし進むとハーブ・ガーデンはあります。
こじんまりしておりますが、主な用途別に植栽されております。6月に訪れたときよりハーブ達はしっかりと生長しておりました。
ポットマリーゴールドのお花がよく咲いておりました。ハーブティー用ハーブのコーナーだったかと。
背丈が高く伸び、黄色いお花が咲き、かつては薬用ハーブ、デザートの香り付けなどに利用されていたというイヌラ(エレカンペーン、和名はオオグルマ)は普通にお庭でもよく植えられておりました。
ポットごと地面に埋められているミントには花穂ができておりました。
オールドローズとラヴェンダー。芳しい香りの組み合わせ。
美しいポピーのお花。残念ですけれど、日本での栽培は禁止されている品種でしょうか。
ハーブガーデンを見学後、オランダ人ガーデンデザイナー・ピエト・オルドルフさんデザインのコーナーを目指しました。6月に見学しておりますが、その後どのように変化したのか?とても楽しみでした。途中に新しい門扉が出来ておりました。
この写真では分かりにくいのですけれど、門扉の木部には「チェルシーフラワーショウ100周年記念」と刻まれております。(写真をクリックしてくださると拡大します)
やっとたどり着きました。ツアーのみなさまもご覧になりたいのでは・・・と思い、ハーブガーデンでお会いした皆様をご案内しようと戻りましたが、すでにハーブガーデンにはいらっしゃらなくて。場所の記憶が怪しかったので、間違ったら時間と体力を無駄に消耗するだけと思い、確実に場所が分かったらご案内しましょうと思ったのでしたが、一言声をおかけしておけば良かったと悔やまれました。
6月の時は、写真の奥に白っぽく写っている温室側から緩やかな坂を写真手前の方に上り歩きました。上り詰めると小高い丘にたどり着きます。今回は、先に小高い丘に登りましたので、丘の上から全体を眺めることが出来ました。
丘の頂きまでは、螺旋状に造られているメドウのような小道を上ります。
丘の上から見える風景です。上から眺めると奇麗なように植物の背丈を均一になるように選び、植栽しているとお聞きしておりましたが、よく分かりました。
丘の上から見える反対側は、果樹の森(のようでした)。菱形に仕立てられているのはリンゴ、ナシ?
丘をおりて、芝生をあるきました。途中はこのような植栽でした。やはり上から見下ろすほうが奇麗かなぁと思いつつ歩いておりました。しかし、6月より華やかさが増しておりました。
突き当たりには、風にそよぐグラスと末枯れたアリウム。とても奇麗!でした。
集合時間が迫っておりました。このような風景を横目でみつつ小走りで通り過ぎたのでした。
見覚えのある池のところまでたどり着きホッといたしました。スイレンが奇麗でした。一つ一つに名札がついていて、ゆっくり見たかった。。。
池の反対側には、白いお花が満開!でも、近くで見る時間が無かったのでした。
駆け足でめぐったお庭でしたが、それでも見る事が出来て良かったと思いました。6月に訪れておりましたので、それからの生長、変化も確認できましたので、その思いはさらに強く感じたのでした。