7月イギリスの旅: ソローハムコート

ソローハムコートはドクターの肩書きをお持ちの科学者クリスティン・フェイサーさんの個人庭です。普段はオープンなさっていませんが、20人以上のグループなら見学予約可能だそうです。

    
    
そのお屋敷に続く道が狭く両側から大きな木の枝が迫っていました。窓ガラスや車体に容赦なく枝がぶつかって来ました。その道をバスは戦車のようにドンドン突き進んだのでした。車体の損傷が・・・日本のバスでは考えられませんね。ついに、フロントガラスの前に大きな枝が立ちふさがってもう進む事は不可能となり、私たちはバスを降りて徒歩で向かったのでした。徒歩数分の距離でしたが、ハプニングもまた楽し、木漏れ日の中を歩きました。バスと運転手さんにはお気の毒でした。

    
イギリスのお庭では珍しいデザインの門扉ですね。オーナーのお仕事を反映しているデザインと思いました。お庭は傾斜地になっておりました。オーナー自らがデザインなさっているそうです。

    
    
    
    
    
階段状になっているお庭が広がります。

    
お庭を進み、突き当たりの門をあけると緩やかな斜面にメドウがひろがり、気持ちよい眺めでした。こちらの門扉も個性的なデザインでした。

    
ところどころにはお花がうえられているかわいらしコーナーや、クロチクを配した哲学的なコーナーもありました。

このツアーで感動したお庭の一つでした。科学者でいらっしゃるオーナーのセンスがとても良くて随所に科学者らしい工夫が施されていて遊び心あるお庭でしたが、スピリチュアルな部分も感じられるのでした。ご自分のお仕事をお庭に反映させ、デザイン性高く融合させている点、今までに見学したお庭にはない個性を感じました。庭に私なりの個性をどのようにすれば出すことができるのか?考えるきっかけをいただいたお庭となりました。感謝。