ローズマリー風味フライドポテト

    

なんだか食べたくなって、冷蔵庫の野菜室に残っていた小粒の新ジャガイモで作りました。ローズマリーの小枝を一緒に素揚げして・・・ハーブの香りもご馳走になりました。
新ジャガイモは皮付きのまま食べよい大きさに切り分けます。生のまま揚げるので、小さめに切ると短時間で揚がりますね。ローズマリーは生でも乾燥でも、どちらでも大丈夫です。昨日は、乾燥させた小枝を2本程度。小粒の新ジャガイモは5個。オリーブ油はひたひた程度いれました。
小さめのやや深めのフライパンかお鍋にオリーブ油を入れます。はじめ温度は160〜170度、低めの温度になったら新ジャガイモとローズマリーを入れます。9分通り火が通る迄揚げ、最後に火力を強く180度以上に上げてカラッとさせるように揚げました。熱々にお塩をパラパラとふります。

ローズマリーは揚げすぎると苦味がでますので、パリッとなったら途中で取り出した方がよいですね。ローズマリーは揚げてそのまま頂いても食感と香りを楽しめます。強いハーブなので、美味しくても食べ過ぎにはご注意くださいませ。
パリパリと細かくするよにして揚げた新ジャガに振りかけるとフライドポテトの香りは更によくなります。

細切りのフライドポテトはステーキの付け合わせの定番ですね。パリの食堂でも、「Steak&Frites ◯◯F.」と書かれた看板を良く見かけました。ステーキ肉に山盛りのフライドポテトが添えられている定食。お肉よりフライドポテトが占める面積の方が多いような一皿。
アルジェリア駐在時、大晦日のパリでうっかりお金をフランに両替するのを忘れてしまいました。大晦日なのでどこの両替商も閉まっておりました。お金は持っているのに使えるお金が無くて、手持ちのお金で食べられて、お腹が一杯になる一皿を探しました。
そして、モンパルナスの定食屋さんでこの Steak&Frites の看板をみつけた時は夫と2人で喜んだのでした!ひたすら山盛りのフライドポテトを食べた大晦日のちょっぴり惨めな記憶がよみがえります。今は、なつかしい良い思い出となりました。