イギリス一人旅−29(日本へ帰国の朝)

楽しかったイギリス一人旅も日本へ帰る朝を迎えました。あっという間の7日間でした。
朝食をいただいたホテルのレストラン。中央の丸いテーブルにシリアル、ヨーグルト、フルーツ、パンなどが並んでいます。ミルクやジュース類は少し離れたテーブルに用意されておりました。

このホテルの朝食は、中央のテーブルに用意されているものを頂く簡単なメニューとオムレツなどのような調理された温かなメニューを含むフルイングリッシュ・ブレックファーストの二つに別れておりました。

私が毎朝座っていた窓際のテーブル席。向かって右側のテーブルが私の指定席でした。
本当にお名残惜しく思いました。
朝食は7時からなので、いつも一番でした。この日の朝は小雨が降っておりました。

朝食の後は、ホテルのお庭をお散歩するのがホテルに滞在中の日課でした。この朝も!公園の植物たちともお別れの朝。

道路の向こう側の公園はプライベートなお庭になっているのです。ホテルから鍵をお借りして中に入ります。
既に雨はやんで、少しひんやりとして湿った空気、緑の香りが気持ちよかった。旅の締めくくりの朝をこのように迎える事ができて心から幸せ!と思ったのでした。

プライベート・ガーデンは、この地域の住民専用のお庭になっています。宿泊したホテル(宿泊客)も地域の住民ということのようです。とても広くて、テニスコートが二面あります。早朝テニスを楽しむシニアのご夫婦、別の日には、インストラクターをお願いしている方も見かけました。

広い公園の中には、マートルを垣根のように仕立てて、フォーカルポイントには大きな鉢植えをおいたコーナーもありました。


プライベート・ガーデンといえば、大好きなガーデニングのミステリーDVD「ローズマリー&タイム」を思い出しました。
その第9話は、プライベート・ガーデンのリニューアルを依頼され、そのガーデンで事件が起きるミステリー。そして、お庭に通じる鍵も事件を解決するヒントの一つになるのです。
そんなお話も思い出し乍ら朝のお散歩を楽しんだお庭でした。


お散歩から帰ってから荷物を確認して、チェックアウトして、迎えのタクシーに乗りヒースローに向かいました。
さよならロンドン。楽しく充実した日々でした。ありがとうイギリス!