イギリス一人旅−22(バタシー・パーク−1、ハーブ・ガーデン)

イギリスの旅6日目は、ロンドン市内を見物致しました。翌日は日本へ帰国する日です。

ロンドンで見たい所は沢山ありますけれど、時間は限られております。
午前中はバタシー・パークとヴィクトリア&アルバートミュージアムへ。
一度ホテルに戻って日本へのフライトのオンライン・チェックインをする事に致しました。
午後からは、ウエストミンスター寺院や庭園史博物館へ行く予定をたてました。

雨の朝でした。
ホテルのそばのバス停からバタシー・ブリッジ行きのバスに乗りました。
乗り換え無しで行かれるので助かりました。
右側に見える冊の中はプライベート・ガーデンです。

バタシー・ブリッジのバス停から5分くらい歩くと、公園の入り口(アルバート・ゲート)にたどり着きます。
雨はほとんどやんで、緑の香りを含むしっとりとした空気が気持ち良かったです。

入ってすぐにこのような花壇と家が見えます。この家は?公園事務所ではありませんでした。


広い道の左右にはこのような案内板がありました。一つはこの公園についての説明、もう一つは公園の見取り図です。

もう少し進むと見えた看板。公園事務所とハーブガーデンの案内でした。

バタシー・パークを訪れたかった理由は、RHSの会報誌にあったオールド・イングリッシュ・ガーデンの記事を見た事からでした。
イギリスの香料会社、ジョー・マローンがスポンサーになってリニューアルし、センティッド・ガーデンとして生まれ変わったという内容でした。
香料会社がスポンサーのセンティッド・ガーデン!どんな植物が植えられているのでしょう、興味深い記事でした。
ハーブ・ガーデンがあることは知りませんでした。サプライズ!

公園事務所とハーブ・ガーデンの入り口です。
ハーブ・ガーデンの一部が見えておりますね。

建物に公園事務所の看板が見えます。道路の右側はハーブ・ガーデンです。


ハーブ・ガーデンは、野菜とハーブ(ポタジェ)、女性のためのハーブ、男性のためのハーブ、薬用ハーブ、ラヴェンダーのコーナーなどに区分けされておりました。

また、このガーデンを利用して「THRIVE」という活動が毎日行われているそうです。
担当の女性2人がその日の活動について、ガーデンの様子を見乍ら打ち合わせしておりました。


お一人は去年、日本を旅なさったそうで、鎌倉在住の方から贈られたお野菜の種(インゲン)を蒔いたら順調に育ったと嬉しそうに話してくださいました。
「美味しいから食べてみて」ポキっと一本もいで下さいました。
生で食べるんですね。
自分で育てていれば生でも食べられますけれど、お店で買ったものは、生ではちょっと無理かなと思いつつ美味しく頂きました。


RHSの会報誌の記事の事をお話して、センティッド・ガーデンの場所をお聞きしました。
「それは、私たちが作業したのよ」と。THRIVE のみなさまが実際の作業をなさったそうです。4000以上の植物を植えてそれは大事業だったとか。

イギリスではRHSの会員であるとお話するととても打ち解けて下さいます。ペンザンスからの帰りの列車の中でも、実感したのですけれど。
ハーブ・ガーデンから公園内のメイン道路に戻りリニューアルされたオールド・イングリッシュ・ガーデンに向かいました。