散歩の花

道路の生け垣やフェンスに絡まったりして咲いている昼顔の花。最近のお花ですけれど、形はすこし大きく、色はやや濃いめに、変化しているのではと思いつつ眺めています。変化ではなくて、そのような種類なのかもしれませんけれど。
近所の公園のフェンスに絡んでいる昼顔は小ぶりで色も白と淡いピンク色のストライプ模様、私的には好ましい姿なのです。先週見に行った時は、見つける事が出来ませんでしたが、昨日は奇麗に咲いておりました。
散歩で出会う野の花、自宅周辺にもいろいろ有ります。この間は美しい姿のタケニグサ(竹似草)に出会いました。カメラを持っていなくて残念でした。草刈りが行われたようで、昨日、その姿は消えておりました。でも、毎年この場所に生えてきますので次の再会を楽しみに・・・。
タケニグサを見ると思い出すことがあります。蓼科のバラクライングリッシュガーデンを訪れた時、イギリス人ガーデナーがタケニグサを植えていたのです。ずーと雑草だと思っておりましたので、雑草をガーデンに植えている!とびっくりしたのです。以前、琳派の絵画展を見学した時に見た鈴木基一の描いたタケニグサの絵も美しかった。二つの出会い以来、タケニグサへの思いが変わりました。
お散歩で出会う花地図がだんだん広がって嬉しいです。


タケニグサはチャンパギクとも呼ばれます。アルカロイドを含む有毒植物ですが、生薬名を博落廻(はくらくかい)と言う薬用植物でもあるそうです。皮膚病などに外用されるとのことですが、内用するのは厳禁です。外用の場合も医師に相談の上、十分な注意が必要だと思います。