紫竹昭葉さん講演会@日比谷

昨日は、日比谷公園内にあります緑と水の市民カレッジにて紫竹昭葉さんの講演会がありました。この講演会は、日比谷公園バラ花壇管理ボランティア、日比谷ローズ冬の研修会で、「紫竹おばあちゃんの幸せの庭づくり」というタイトルで開催されました。日比谷ローズの関係者でなくても参加可能でした。
紫竹昭葉さんは、平成27年度の園芸文化賞をご受賞なさったそうです。おめでとうございます。
    
今年、90歳になられる昭葉さんは、明るいお洋服の装い、とてもチャーミング。63歳から紫竹ガーデンを作り始めたそうなのです。何かをはじめることに年齢は関係ないのですね。情熱をもって取り組めるかどうか・・・かしら。。。
    
講演会は、紫竹ガーデンの設計、造園をなさった奥峰子さんとの対談形式で始まり、途中からは昭葉さんのご長女、かずよさんも登場なさって数々のエピソードをご披露くださいました。昭葉さんの優しい話し振りからは想像できないダイナミックさと周囲を巻き込んでしまう行動力に感嘆しました。
現在の紫竹ガーデンでは、朝ご飯を頂けるそうです。それは、かずよさんの発案とのこと。一日で一番爽やかで美しい朝のお庭を見て感じて欲しい・・・との気持ちが高まり「お花畑で朝食を!」と思いついたそうです。清々しい朝の空気に包まれたお庭で、美味しい朝ご飯を頂けるのはなんと贅沢で優雅な時間なのでしょう。五感で楽しむ、素敵ですね。十勝には美味しいものが沢山あるそうです。紫竹ガーデンでいつか美味しい朝ご飯を頂きたいです。
    
お土産に頂きましたのは、帯広の食用ユリです。立派な百合根、お心づかい嬉しく、ありがとうございます。この百合根は植えても良いのですが、美味しいので是非食べて下さいとのこと。でも、3分の一くらいは鱗片をはがして食べ、残りの中心部分を植えてもちゃんとお花は咲くのよと教えてくださいました。それなら、嬉しい! 食べて花を愛でて、欲張りなことですが、是非二つの利用法を実行したいな。
    
公園内の冬景色。心字池に映る雪つり、美しいですね。講演会のお話も振り返りつつ、冬の公園内を有楽門までゆっくり散策・・・静かで楽しい時間でした。