イギリス一人旅−１（成田〜ヒースロー空港〜パディントン駅）

イギリス一人旅から無事に帰って参りました。ハプニングもありましたが、お陰さまで充実した楽しい旅でした。少しずつ旅のご報告をいたします。ご笑覧くださいね。

９月２１日の早朝、渋谷のセルリアンホテルから成田空港へリムジンバスで向かいました。そしてVS−９０１便にてロンドンへ。

ヴァージンアトランティックのカウンターでチェックインを済ませ、搭乗し、自分の席に落ち着いてシートベルトも締めました。それなのに・・・なかなか飛び立ちません。

メカニック（らしき）人が操縦席に何度も往復しています。「整備に不具合が見つかりましたが、復旧に努めております」とのアナウンス。
約一時間遅れで飛び立ちました。たいした揺れもなく１２時間後には無事にヒースロー空港に着きました。

こんにちは、ロンドン。あ〜なつかしいイギリスの匂い！！

「一時間の遅れ」はヒースロー空港での入国審査がスムーズに済んだ事につながったのかもしれません。広い入国審査場はガラガラ、待つ事は無かったのです。

去年は、会場に人が溢れて、長蛇の列、２時間くらいもかかりました。日本からツアーのみなさまとの待ち合わせ時間に遅れるのではないかとヒヤヒヤした記憶がよみがえりました。

ピントがぶれて居りますけれど、パディントン駅の構内です。

ヒースロー空港からはヒースローエクスプレスを利用してパディントン駅へ。普通車は片道１９ポンド、一等は２９ポンドです。１５分くらいで着くので、普通で十分だと思いました。実は、チケットを買う時、一等を買いました。一等の方が安全かなと思ったのです。

切符を買うのにも手間取りました。コインの投入口に書かれていることは、拙い英語では、お札は使えないと読めました。
でも、手持ちのコインでは足りません。両替は？
隣の人は同じ飛行機で来た日本人のようです。　お隣の人に聞いたら、お札でも大丈夫だったと。
では、私もと５０ポンドを入れたら戻ってきました。２０ポンドを２枚入れてやっと２９ポンドの一等切符をゲット！

切符を買って改札口を通って、ホームに行くエレベーターに乗ります。このエレベーターのドアが両側開くので注意しないといけません。それぞれのドアが異なる電車のホームにつながっているのです。

一度間違えてやっとホームにたどり着きました。去年も乗っていたので、それは承知いていましたので、気をつけなくては！表示をよく見なくては！と思っていたのに。

ホームに電車が停まっていたので、車両を確認することもなく、よいしょっとスーツケースを持ち上げて乗りました。日本的に言えば、大きなスーツケースを持って駆け込み乗車！！

一等の車両は進行方向前の方で、パディントン駅では改札口に近いのですが、空港内のヒースローエクスプレスのホームでは、私が通った改札口からは遠かったのです。このような時は、慌てずに一電車待つ事が懸命だと反省。（日本でもそうですねっ）

スーツケースを荷物棚に納めて席に座りやれやれ、流れる汗を拭きました。車掌さんが来てチケットを見せたら、一等は向こうのほうの車両と言われました。
でも・・・、私のスーツケースはあの棚にあります・・・としどろもどろに伝えましたら、それはそのままで大丈夫とのお返事で、一等に移動したのです。一等に移動してみたら人が見当たらなくて、やっと向こうの方に一人いるのが分かりました。
なるほど、一等の座席は快適でした。でも、内心は、私のスーツケース大丈夫かなと心配ばかり・・・。

ヒースローエクスプレスの普通車、車内は汚くもありませんでしたし、乗車している人々もヘンな人は見当たりませんでした。誰もいない一等車の方が淋しくて怖いかなぁと思いました。（普通車も一等もこのような状態はたまたまこの時だけだったのかも知れませんけれど。）

パディントン駅までの１５分はあっという間でした。スーツケースを普通車に取りにもどらなくてはなりません。慌てている私の様子を見ていた先ほどの車掌さんが、「慌てなくても大丈夫、２３分は停まっているから」と。それで少し安心して、スーツケースを持って無事にパディントン駅に下車いたしました（出来ました！）。

差額の１０ポンドは別のことに使った方がよかったかな。何事も経験ですね。次回は普通車にしたいと思います。そして、駆け込み乗車はNGと肝に命じて。

パディントン駅では、ホテルに行く前に翌朝、ペンザンスまで乗る電車の座席の予約を済ませました。
日本で周遊券のようなチケットを買たのですが、座席の予約は日本では難しいので、現地でするのが良いと購入した旅行社でアドバイスされておりました。