園芸高校バラ園

昨日、園芸高等学校のバラ園を見学してまいりました。バラ園に近づくとさわやかな5月の風に乗りバラの香りが漂って参りました。期待が膨らみます。上の方の入り口は白とピンクの薔薇のアーチになっています。

緩やかな階段状に傾斜しているバラ園です。バラ園の中に一歩入るともうバラの香りのルツボ!! ススキの横の方が下の入り口になります。下から見上げると全体のバラのお顔がよく見えます。鈴木省三先生が理想としたバラ園です。原種からモダンローズまでバラの歴史をたどることが出来ます。

試験中で授業は早く終わったようです。高校生達は課題研究のため(きっと)にバラの写真を写したり何やらメモしたり・・・熱心に見ておりました。

鈴木省三先生が作出なったバラ。先生の名付けられたバラの名前にも心魅かれます。

ピンク色の愛らしいお花が沢山房のように。こんなに沢山お花をつけてくれたら嬉しくて心はよろこびにあふれますね。

ローズヒップができる原種のバラ、ロサ・カニナ。

お花に比べて鋭い棘!

古い幹と若い幹と、それぞれについている棘の様子が違うんですね。若い幹についている棘をみていると子供の乳歯を思ってしまいます。

昨日は汗ばむくらいの陽気でした。近所の幼稚園(保育園)のお子様やお母様達がグループで見学に訪れておりました。バラ園は記念撮影をしたりバラの間を走り回ったり、「お花は摘まないで観るだけね」と言い乍ら見ている子供たちの声が聞こえて来たり・・・しばしにぎやかでした。事務所にお断りすれば、いつでもどなたでも見学することが出来るのは嬉しいですね。