園芸高校新学期

 この4月から都立園芸高校にあります鈴木省三記念バラ園 緑のボランティア養成講座に通っております。
    
 夏休みも終わって新学期が始まりました。
 校門を入って銀杏並木を進みます。この景色が大好き。ホッとします。春、入学式の頃にはウグイスの鳴き声がよく聞こえます。夏は蝉時雨、秋は虫の音。23区内に居るとは思えない佇まいなのです。
    
 イチョウ並木の木の株元にはギンナンが沢山落ちていました。これから、お掃除が大変になります。
 昨日のお勉強は、秋バラを美しく咲かせる為の剪定について、レクチャーと実習でした。
    
 座学の後は、バラ園に出て実習です。麦わら帽子をかぶられたT先生、鈴木省三先生の麦わら帽子を思い出しました。どことなく似ていらっしゃいますね。
    
 今までもバラを育てる講座には参加しておりましたが、実習を伴うことは無かった。それで、自宅のバラは座学や本で学んだことを基にしていました。
 実習してみると、難しい。ハイブリッドとフロリバンダとの違いとか。枝や芽の方向をみて剪定するのですが、どこで切る?迷いだすとどこ迄も。。。先生のお言葉「深く切りすぎなければ良いです。」に救われました。
 今迄、結構いい加減だったと反省。バラ園は見学する方も多いので、自宅のバラの剪定より遥かに気を使い注意深く作業しました。私が剪定しましたバラに沢山美しい花がさいてくれますように。
 さて、どのバラを剪定したのでしょう? それは・・・ヒ・ミ・ツ。 密かに見守ります。美しく咲いてくれた時にご報告。
    
 夕方、出先で、建物の9階から見た空はすっかり秋。綺麗なウロコ雲でした。