庭から

桜の開花便りもそろそろ聞かれる頃になりますね。それなのに。。。WHOからは、ついに、パンデミックになったとの発表がありました。 皆さま、どうぞお大事にお過ごしくださいますよう。。。 今は、草花との時間に心慰められています。

 

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アーモンドの花、今朝は、二輪めが咲いていました。

 

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植えっぱなし球根の鉢の中、昨日は蕾だったアネモネがパッチリと咲いていました。濃い青花のイエイオンも二輪めが開花。

 

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お隣の鉢は、淡い色のイエイオンがいっぱいになっていました。

 

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まだかなーと待っていた原種系チューリップのレディジェーンに蕾が。 嬉しい!  春が来ました!

 

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あら、こんなところに、クリスマスローズが。お母さんとお父さんは?  どんな花が咲いてくれるのかしら。。。

 

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王冠の中の植えっぱなしのヒヤシンスの花は頭が重くなって、垂れていました。花は満開になったし、二本とも切って飾ることにしました。白い花よりも甘さのあるややフルーティーさのある香りです。白い花は、ヒヤシンスに特有の青っぽくてツンとした感じの香りでしたが。

 

夕方、王冠の鉢を見たら、花が無くてちょっとさみしい。一本は残しておけば良かったかなー。来年のために、肥料をあげて、球根を太らせることに専念!します。

 

 

 

今朝の庭から

昨日の暖かな雨は草花の成長を早めたようです。今日も暖かでしたね。写真を撮っていると、背中に当たるお日様の暖かさに、一層春を近く感じました。

 

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バイモが咲いていました。二、三日前から頭が重そうだったので、支柱で支えています。

 

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バイモの株元で植えっぱなしのヒヤシンスも開花。赤紫色のこのヒヤシンも頭が重そうなので、そばのバイモの葉を支えにして移したのでした。

 

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ツワブキの葉に囲まれて、ピンク色の花の咲くイカリ草の蕾。

 

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白花の雪割草も蕾がよくわかるようになりました。

 

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鉢植えのユキワリイチゲ、咲いてきました。それにしても葉はいっぱいなんですけれど、花は一輪、二輪です。窒素肥料が多すぎ?

 

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上の方の写真は、ずーっと前に、尊敬する園芸家 吉谷桂子先生の講座で実習した球根の寄せ植え。その鉢の中からアネモネの蕾が突然。。。一昨日は何にも分からなかったのに。昨日の暖かな雨のおかげ?  桂子先生の講座の後で、同じ鉢を見つけたので、似たような球根の寄せ植えを作りましたが、ハナニラばかりが増えてしまいました。

 

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植えっぱなしのムスカリも今朝は蕾がいっぱい見えていました。上下で重ね鉢にしていますが、黄緑色のオレガノと仲良く同居しています。

 

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王冠の中のヒヤシンスも満開になりました。

 

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そして、嬉しいことにアーモンドの花が一輪、咲いていました。この花が木にいっぱい咲いているのを遠くから見ると桜に見えたのでした。遠いアルジェリアでの日々、懐かしいです。

 

 

東北からのアサツキ

東日本大震災の日から9年が経つんですね。あの日、ニュースで見る映像に心が震えたのをはっきりと覚えています。その年の初夏、(財)日本家庭園芸普及協会が主催する花いっぱいキャンペーンにグリーンアドバイザーの一人として参加させて頂きました。津波の被害がまだ残っている被災地の様子に言葉もありませんでした。

 

レンタカーでその日に予定されていた仮設住宅に向かうとき、地図上では道があるはずなのに、突然、道がなくなり、危うく海に。。。なんていうことも経験しました。やっと着いた仮設住宅の集会場で、地域の皆様と一緒にコンテナに草花を植えました。用意した数種類の中からお好きな花を選んで頂き植えたのですが、その頃になると皆さまの表情が心なしか明るくなったようで、花の力の大きさを改めて感じたのでした。

 

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それから、何度か、訪れた東北。数年前には、宮城県南三陸町の田ノ浦漁港で開催された海の運動会に参加しました。小舟に乗って、雲丹を取ったりする競技などに参加しました。普段ではとても経験できない楽しい思い出になりました。

その時に泊まった旅館の側の海岸を皆さまと一緒に、朝、散歩しました。崖の上に生えていた野生(と思われる)アサツキを同行の植物に詳しい方が見つけて、それを頂いたのでした。たった1球のアサツキを濡らしたティシュに包んで持ち帰り、小さな鉢に植えました。それが増えて元気なのです。

この鉢に水やりする度に東北を思い出しています。

 

 

早春の花木

早春に咲く花木の中で、サンシュユが好きなのですが、残念ながら我が家の庭にありません。駅に行く途中のお家の玄関先の植え込みにあることに今日、気がついてちょっと嬉しくなりました。今頃、日比谷公園に行くと、黄色い花で覆われた綺麗な樹形のサンシュユに会えますね。いつか、我が家の庭にも植えたいなー。

 

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白い花のアセビも満開です。ベルのような花は下向きに集まって咲きます。シャンデリア見たいです。

 

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隣家との境に植えられているボケ。オレンジ色の花は満開になってきました。

 

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ジャノメエリカのピンク色の花。周囲を明るくしてくれます。

 

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去年の秋、見つけたアーモンド。蕾の色が濃くなって、もうすぐ咲きそう。アルジェリアに住んでいた時、アーモンドの花を桜の花と見間違えて、アルジェリアにも桜が咲いている!とみんなで嬉しくなったことがありました。でも、後になって、それは、桜ではなくてアーモンドの花だとわかったのでした。それ以来、毎年、アーモンドの花でお花見をして、日本の春を思っていました。

 

帰国してからアーモンドの木を見つけて、庭にも植えました。花が咲くのを楽しみにしていましたが、ある日、愛犬が花芽をかじってしまいました。そのアーモンドの木は小さかったので、愛犬が届く高さでした。怒るに怒れない。。。

このアーモンドの花は咲いてくれることを楽しみにしています。

 

 

植えっぱなし球根

今日は、一日雨模様でした。でも、風は無く、暖かな雨でした。一雨ごとに春に近くなりますね。

庭で植えっぱなしにしている球根たちも開花してきました。

 

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王冠を被せている鉢植えのヒヤシンスです。球根は二つあるのですが、それぞれが開花してきました。最初に開いてきた方は、花茎は王冠の上まで伸びてきました。

 

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植えっぱなしなので、花柄は摘み、花後に肥料をあげるくらいしか手入れをしていません。花数は少ないのですが、毎年出てきて、咲いてくれるのがすごく嬉しい。花数が少なく、小さくなっても。立派なのも良いのですが、このような姿のも好ましくて。。。

 

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ムスカリも蕾がはっきりしてきました。植えっぱなしだと、葉が伸びてだらしなく見えるので、適当に切っています。それでも、蕾があるので良かった!

 

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スノーフレークの蕾も見つけました。

 

他にも、チューリップ、スノードロップや原種系シクラメンなども植えっぱなしにしています。ほったらかしでも、毎年、春を知らせてくれる球根たち、愛おしいです。

 

 

 

 

ビルバオのパピー

2018年の8月にスペインのビルバオに行きました。

目的は、グッゲンハイム美術館見学と草花で作られているジェフクーンズ作 パピーのオブジェを観ることでした。一泊2日の弾丸ツターでしたけれど、グッゲンハイム美術館の目の前のホテルに泊まり、充実した時間を過ごすことができました。

 

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その時に、美術館の前に作られていたパピーは、主に赤と白の草花で彩られて明るい感じの印象でした。パピーの向こうに見える白い建物の一角に宿泊したホテルがありました。

 

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ただ今発売中のクレア トラベラー(文藝春秋社)はスペイン特集で、このパピーの写真が掲載されております。3800株の草花で彩られ、私が見た時とは色彩が随分ちがっています。大人びた、成犬になった印象ですね。

 

またビルバオのパピーに会いに、そしてサンセバスチャンやマドリードにも。弾丸ではなくて、ゆっくりと訪れて見たいなー。願えばかなう?!

 

 

境内の桜

雨の日曜日ですね。先日、植栽した青山通りの草花には恵の雨となりました。順調に育ってくれますように!

 

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最寄り駅に行く途中にある神社には、神殿の左右に桜の木が植えられています。ソメイヨシノよりは一足早く咲く桜です。向かって左の木にはおみくじが止めつけられています。おみくじの紙はピンク色です。今、ちょうど満開でとても綺麗です。夜間はライトアップされています。お参りに来る方や桜がお目当てでお参りされる方も多くいらしてます。写真を撮った昨日の夕方は、アジア系の若い人たちが楽しそうに写していました。

 

この桜の名前が分からなかったのですが、今年は、神社の掲示板に「河津桜」との表示がありました。夕闇の中にふんわりピンク色に浮かぶ桜の花、幻想的です。

 

 

 

青山通りの植栽ボランティア

オリンピック開催に向けて、街を植物で彩るおもてなしの計画が各地で進んでおりますね。青山通りは、三ヶ所で着々と進んでおります。宮益坂上にある交通島と呼ばれている中洲のような場所、外苑前のイチョウ並木と交るところ、あと一ヶ所は外苑前より少し渋谷寄りの歩道橋の下など。写真は、交通島の植栽の写真です。

 

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青山通りの植栽計画は「第30回緑の環境プラン大賞シンボルガーデン部門」に応募し、「緑化大賞」を受賞したそうです。デザインは、尊敬する園芸家 吉谷桂子先生です。

 

ツワブキ、ササユリ、オミナエシなどの日本在来の植物を中心に園芸種を取り合わせた花壇です。まだ彩りは少ないのですけれど、これから成長して、オリンピックの頃には見頃を迎えると思います。

 

3月3日と5日に植栽ボランティアとして参加させて頂きました。交通量の多い青山通りですが、信号待ちの時などに、植えられている草花に心和んでいただけたら良いなーと思いつつ作業しておりました。コロナウイルスで心落ち着かない毎日を過ごしておりますが、草花と一緒の時は、平穏な時間でした。ありがとうございました。

 

宜しければ、青山通りの植栽のことも書かれています吉谷桂子先生のブログもご覧くださいまし。

https://www.dinos.co.jp/garden/keiko_yoshiya/

 

 

今朝の庭から−2

玄関先に置いている鉢植えの草花たちも成長が進んでおります。

 

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もしかしたら。。。と期待を持って見たら、まあ!二輪も満開です!猩猩袴の花。

 

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八重咲きで、白い花のクリスマスローズ、まだ綺麗で嬉しいです。今朝の雨の雫が白い花弁に点々と。

 

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このシュウメイギクは、今年になってからスーパーの花苗売り場で買いました。花は終わっていたので、格安でした。末枯れていた茎や葉は切ったのですが、この茎は葉がまだ綺麗だったのでそのままにしていたのです。そうしたら。。。蕾を秘めていたんですね。ビックリで嬉しいこと。

 

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原種系シクラメンのコウム。花はピンク色、濃いめのピンク色でよく咲いています。葉の斑入りも様々で楽しい。ヘデリフォリウムの開花は一段落してコウムの花へバトンタッチされたのす。ヘデリフォリウムは花が終わると葉が展開して来ます。コウムは葉が出て来てから花が笑み始めます。

 

原種系シクラメンは、花も可愛いし、葉の斑入りも色々あるので葉だけでも楽しむことができるし、愛すべき球根だなーと思っております。

 

イギリスのベスチャトーさんのガーデンにもたくさん植えられていて素敵な景色を作っていました。フランスのロワール地方の古城に行く途中の道にもたくさん見られました。その時は、開花はしていませんでした。花が咲いている景色はさぞ自然で良いことでしょうね。