コロナウイルスの恐怖に耐える日々ですが、明るい光に満ちている今朝の気持ち良さは身にしみます。庭のチューリップはそろそろ来年の花の為に養分を蓄える時期になりつつあります。
2年くらい前にオランダのお庭巡り旅に参加しました。その時に、フェルメールのコレクションで有名なマウリッツハイス美術館を見学しました。そのショップで記念に買ったチューリップ用の花瓶にホンキートンクを飾りました。デルフトブルーの器に黄色の花、あの日の心踊る時間を思い出しながら。。。
かつて、17世紀、オランダをはじめとしてヨーロッパにはチューリップバブルの時代がありました。まだ見たこともない異国情緒あふれるチューリップの花々に人々は熱狂したそうです。その貴重な花を愛でるために専用の器が作られたのでした。そのレプリカがミュージアムショップで売られていました。本来は、珍しいチューリップを一輪ずつそれぞれのホールに入れて飾ったようです。古美術店では当時作られたアンティークも売られていました。デザインはデコラティブで素晴らしく、サイズも大きく、高価な品々、ウインドーショッピングで楽しませて頂いたのでした。
1日も早く、美術館で絵画やインスタレーションなどを心ゆくまで鑑賞することができますように。家でできる愉しみを見つけて、STAY HOMEに励みます。みなさま、どうぞご安全に!
2013年9月15日の拙ブログにもチューリップ専用の花器についてご紹介いたしました。よろしければ、下記をどうぞご覧くださいまし。