蓼科へー3(ウワミズザクラ)

 今日から八月。一週間の始まりの月曜日で、八月最初の日。お昼を過ぎる頃からパラパラと降り始め、遠くてゴロゴロ、雷鳴も聞こえてきました。そのうちにざーっと物凄い雨。ガラス窓に雨滴がいっぱい吹き付けられておりました。
 只今は、午後四時半を過ぎる頃。しばらく前に雨はやんで日射しと青空が戻りました。庭の木々は、雨に洗われて緑の葉が輝いて見えます。
 東京都知事も決まりましたね。初めて女性の都知事。これからの東京はどのように変わるのでしょうか。。。
 
 先日の蓼科の旅、とても愉しかったのです。今迄知らなかった植物にもいろいろ出会うことが出来ました。ウワミズザクラもその一つ。
 蓼科ハーバルノートの駐車場に車を停め、お店まで歩く途中、ころんと丸い可愛い実が沢山ついた大木を見ました。
    
 ウワミズザクラと同行の花友が教えてくれました。杏仁子(アンニンゴ)ともいうそうです。果実をお酒に漬けると杏仁のような風味がする、香り高いお酒ができるとか。
    
 どんな香りなんでしょう。一粒とって指先で潰そうとしましたが、中はとても硬くて潰れません。外側の皮はすごく薄くてすぐに破れたのですが、その中にある種はすごく硬かったのです。仕方なく、歯でカリッと。アニスのような香りを感じました。


 桜と同じバラ科の木で、ウワミズザクラという名前ですが、花は、小花が集まって細長いブラシのような形に咲く総状花序なので、桜とはずいぶん違いますね。
 樹皮は、染色にも使われるとのこと。材は緻密で堅いことから、印材、傘の柄、ナタの柄などに利用されているそうです。ネット検索からの情報ですが。


 蓼科の旅では、いろいろな植物を見ることができました。また、ゆっくりと行ってみたい場所になりました。