春の東北へー3

二日目は、朝8時、大船渡からスタートしました。最初に訪れたのは県立大船渡病院。院内の中庭にチューリップやクリスマスローズなどが植栽されておりました。
    
設置されている池の水面に浮かぶように植えられているプリムラ類(だったかと)。見事な咲きっぷり。夏はサンパチェンス等に変わります。池の水を底面給水できるように工夫しています。容器は黒い不織布で覆われているので、本当に花が水面から空中に浮かんでいるように見えるのです。金魚も沢山泳いでいました。
    
チューリップやビオラも満開に。
    
ベルゲニアはすごい繁殖振りで、間引くか、別の場所に移動して・・・などと同行の家庭園芸普及協会の方がたはNさん、Mさんと打ち合わせ。大船渡病院にはグリーンアドバイザーの資格を持っている花友Nさんが勤務していらっしゃいますし、Mさんは園芸店の方なのでこういう時にはすぐ打ち合わせができるのです。草花のメンテナンスでもお世話様です。ありがとうございます。
    
四角い花壇の中央の部分には原種シクラメンが植えられているのですが、スギナが大発生!
    
気がつけば、それぞれが、スギナを抜き始め、急遽、草むしりのメンテナンスタイムとなりました。
大船渡病院の中庭には、四季折々、草花がよく咲いていているので病院を利用する皆さまのオアシスとなっていました。私たちが居る間も写真をとったり見にいらしたり・・・。上の方から見下ろすと奇麗なので、病室の窓から見て下さる方も多いそうです。病院内にこのように心和む場があるのはよいなぁとあらためて思いました。
    
大船渡病院から村上園芸へ。村上さんはいつも花いっぱいキャンペーンでお世話になっている方です。とても素敵な女性で私と同年代(でしょうか?)。軽トラを運転してかっこ良いのです。心配りと行動力が素晴らしくて、見習いたいなとお会いする度に思うのです。
    
    
村上さんが植えられた道路沿いのシバザクラスイセンムスカリなど、奇麗でした。
    
船河原公民館と札がついている花壇。チューリップがよく咲いていました。上の写真の道路からすぐ側で、周囲に民家はない場所でした。明るい色のチューリップが春を運んでくれているように感じました。