赤い小花のユーフォルビア・フルゲンス

    
先日、shade のお店に飾った赤い小花の咲くユーフォルビアですが、花市場で求めた時には「SPユーフォルビア レッド」としか名前が付いておりませんでした。トウダイグサ科ですがもう少し詳しい情報が知りたくてネット検索してみました。
学名はEuphorbia fulgensといい、英名はscarlet plumeと知りました。
ユーフォルビア・フルゲンスはトウダイグサ科ポインセチアと同じ科ですね)、トウダイグサ属。北アメリカのメキシコ原産で高さ2〜3メートルになる常緑低木です。細い枝葉はしだれて葉は狭披針形から楕円状披針形で長い葉柄が有ります。
短日性の植物なので日が短くなると花芽が出来ます。秋から冬にかけて、枝先に赤色の花を咲かせますが、花弁のように見えるのは苞なのです。花はその苞の中に有ります。他にオレンジ、ピンク、白色などの園芸品種もあるようです。冬の切り花などに利用されているそうなのですが、今まで気がつきませんでした。
花市場で求めたスプレー咲きのこの品種は長野県で生産されているようです。一株から3〜4本の切り花を得るために2回は切り戻しをしながら育てているそうです。
生ける時、切り口から白い樹液がでます。ベタベタしますし、かぶれることもありますので流水で洗い流してから生けるとよいですね。花持ちが良いそうなので、切り花としての人気は高く、特にクリスマスシーズンには需要が多いそうです。