京都の旅−5(三鈷寺と紅葉&虹)

里山の風景を楽しみ乍ら歩いていると道が左右に分かれます。左方向は三鈷寺へ、右は善峯寺への道でした。せっかくだから三鈷寺を拝観しましょうということになり、左の道を進みました。周囲に見えるものは何も無くこの道で良いのかしらねと話乍ら坂道をダラダラと下ると見えて参りました。

三鈷寺の山門です。境内から外を見た様子です。門をでて右は私たちが来た方向、左は善峯寺へ向かう道。
お抹茶付きの拝観をお願いしました。ご住職が寺の由来やご本堂の仏様などについて細やかに説明してくださいました。
小倉百人一首にゆかりがあり、洛西三十三観音霊場巡りの中、5番の寺でした。
三鈷寺:http://www.sankoji.com/index.php

ご住職が本堂の障子を開けてくださいました。京都市が眼下に広がる素晴らしい景色でした。

お茶をいただく広間に移動する時、廊下の窓から見えた美しい大きな虹!!京都の町と紅葉の山々を結んでいるよう。すごいサプライズ、皆で見とれました。幸せな気持ちが溢れ、感謝。

広間の雪見障子から見える中庭。風情がありますね。
頂いたお菓子は程よい甘さの草餅、お薄はたっぷりと、お菓子もお茶もとても美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

再びご本堂に戻り、縁側から見える虹のかかる風景を心に止めてから三鈷寺を後にしました。

善峯寺までもう一歩きです。