京都の旅−3(永観堂〜金戒光明寺)

南禅寺から蹴上を通り、再び南禅寺を抜けて永観堂に参りました。さすが紅葉の名所、観光バスが次々と来て多くの人で賑わっておりました。

白壁に色づいた紅葉が映えて美しかったです。

水面にも沢山の葉が落ちて絨毯のよう。忍者ならあの上を軽々と歩けるのでしょうね。永観堂はあまりに人が多かったので早々に次の真如堂に向かうことに致しました。

真如堂に向かう途中にある泉屋博古館(せんおくはっこかん)に立ち寄り茶道具展を見学いたしました。静かなお庭にほっといたしました。茶道具の名品の数々をゆっくりと拝見し、芦屋釜の製造方法のDVDを見せていただき、興味深く勉強になりました。
写真、左側の建物は企画展、右側は常設の青銅器の展示がされております。お茶のサービスもあり、美味しく頂きました。歩き疲れた足も休めることができて、次の真如堂へ向かう元気がでました。

真如堂の本堂です。



お庭の様子。お着物をお召しの方達、紅葉のお庭に似合いますね。こちらのお庭は緑の植物で区分けされております。その中に色づいた落ち葉が厚く積もり美しい紅葉の絨毯でした。

真如堂から黒谷方面に行く道をたどっていたら、墓地にでました。正しい道なのか?お掃除をしていらした方にお聞きしました。墓地の間を抜けて行くのですと教えて頂き、安堵したのでした。そこは金戒光明寺の境内で、三重塔の側の階段をおりました。

階段を下りてしばらく歩くとこの石橋にたどり着きました。立てられている案内によると熊谷直実にゆかりの橋とのことでした。

無事にバス通りに出る事ができて、市バスに揺られてホテルまでもどりました。
湯豆腐でお腹を満たし、南禅寺から真如堂まで歩き美しい紅葉に出会う事が出来ました。茶道具展も見学し、歌舞伎にゆかりの場所も訪れる事ができて充実した楽しい二日目となりました。
翌日は、夕方合流する友人と西山方面の紅葉狩りに参りました。そして、二日目以上に沢山歩いたのでした!