ペーパー・サシェ

サシェ(匂い袋)を作る時、布を縫い合わせた小袋などにハーブやポプリを忍ばせて作る事が多いと思いますけれど、私はいろいろな紙を利用して作るのが好きなのです。レースペーパーやペーパーナプキンなどはとても良い材料と思います。気に入ったデザインのものがあるとついつい買い求めてしまいます。

写真は書道用の料紙とペーパーナプキンを使って作りました。中には香り付きのラヴェンダーを忍ばせてあります。薄く作りましたのでお手紙やプレゼントに添えたり、栞にもなります。
かな書道用の料紙は紙自体に模様が入っていたり、ラメのようなキラキラが入っていたりしますし、ペーパー・サシェづくりには最近お気に入りの和紙なのです。

リボンとビーズでデザインしてみました。今年のキルト展にてビーズ作家・田川啓二さんのブースで求めたビーズ(スパンコール)です。素敵なデザインのビーズ(スパンコール)を使うのは楽しいですね。レースペーパーを使ってもすごく素敵なのです。空いている部分には好きな言葉を書いたり、一言メッセージを添えたりすることも出来ます。

反対側は、ペーパーナプキンを使ってみました。
イギリスの知人へのプレゼントに添えるために作りました。栞が好きとおっしゃっていたので、栞としても使って頂けると思います。お気に召して下さると嬉しいな。
ペーパー・サシェですけれど、手にしたときの感覚、リボンやビーズに触れた感じ、サシェを振った時には中のラヴェンダーが動きカサカサと音がして、光にかざすとラヴェンダーも見える、その様子も楽しい五感で楽しめるサシェなのです。

ラッピングには仮名を書いた反古を。へたっぴいな字で恥ずかしく、厚かましいのですけれど。サイズがぴったりでしたし、外国の方ならこういう紙も面白がっていただけるかなと・・・。

©tokinokaori