クリスタライズド・ローズペタル

先日、都立園芸高校にて開催されました「バラを楽しむ」という会にてご紹介させて頂きましたバラの花びらの砂糖掛け「クリスタライズド・ローズペタル」です。香りの強いバラのお花なら花びらの食感とその香りと、すべて頂くことができます。
大切に愛おしんで育てたバラのお花を食べてしまうことに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。「お花を食べなくても・・・お花が可哀想・・・」と以前は私もその一人でした。でも、お庭のバラのお花を全部食べる訳ではありませんし、愛しいバラの一輪、「感謝の気持ちを持って味わってみましょう」と思うようになりました。一ひらのバラの花びらにも作って頂いてみると新たな発見があります。
それに、出来上がったときの奇麗なバラの花びらの様子、密封容器にいれて冷蔵庫で保管すると思いがけないくらい長持ちするのです。特別なときの自分へのご褒美。冷蔵庫から取り出してそぉっと一つ、つまみます。緑色の葉はミントの葉の砂糖掛け。バラの葉に見た立ててみました。スートした清涼感と甘さがとても美味なのです。

簡単に作れますので、ご紹介させて頂きますね。ご興味のある方はどうぞトライなさってみて下さいませ。バラは無農薬栽培が好ましいです。枝を切ってすぐの新鮮なバラは花びらがピンとしていて作りやすいと思います。
材料:
バラの花の花びら適宜・適量、卵白一個分、レモン汁2〜3滴、グラニュー糖適量、
ワックスペーパー(リードクッキングペーパーのような)有れば乾かす時に花びらがくっつきにくく重宝です。
作り方:
卵白にレモン汁を入れて混ぜます。この時、できれば泡立てないようにすると良いです。レモン汁は入れないレシピもあるようです。私は入れた方が好きなので。卵白独特の匂いをおさえ、爽やかさが+されて頂く時にすっきりとさらに美味しく感じられます。(と思います)
バラの花びらの片側、表側だけに卵白をつけます。
卵白のついている面をグラニュー糖に載せてグラニュー糖が良くつくように軽くおさえます。
ワックスペーパーの上に載せて乾燥させます。
十分に乾燥したら(カリカリになります)密封容器に入れ冷蔵庫で保管します。
奇麗に作るコツは、卵白をつけすぎないことだと思います。バラの花びらも薄化粧!が奇麗にできます。ミントなどのハーブの葉も同様に作れます。ケーキの飾り、エレガントなティータイムの演出など様々に利用できます。


ロサ・ガリカ・オフィキナリス(濃い色の方)とグルスアンアーヘンを乾燥中です。見ている時の感じより花びらが薄いことに卵白をつける時に気がつきました。