アルジェリアの思い出

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先日、新聞でアルジェリアの記事を見つけました。大統領の辞任を求めて大変とのこと。早く穏やかな日々となりますように。

 

結婚して間もなく夫の仕事の関係でアルジェリアの地方都市に三年近く駐在しておりました。

私たちが居たのは、地中海を臨むモスタガネムという町でした。毎日、碧い地中海とその海に沈む美しい大きな夕陽を見て過ごしておりました。今でもあれほど綺麗な夕陽は見ておりません。

 

そのモスタガネムでお仕事をしていた皆さまと年に一度、お目にかかる機会があります。モスタガネム会、今年は、私一人で参加させて頂きました。夫が一緒でなくて本当に寂しくて残念でしたけれど。皆さまと当時のことを懐かしみました。

会の初めに、皆さまが夫のために黙祷してくださり、心からありがたく、感謝の気持ちがつのりました。

 

今年は、パリ在住でお仕事をなさっていらっしゃるTさんも駆けつけてくださり、あのプロジェクトが完成した時のDVDを見せてくださいました。懐かしい光景や知らなかったプロジェクトのことなど、貴重な映像をたくさん拝見できました。ありがとうございます。

 

後日頂戴したメールにTさんは「日本から1万トン貨物船が満船ベースで44船。日本、ヨーロッパからのパーシアルシップメントを加えると恐らく50万Freight Ton超の資材を通関、陸揚げし、港からハッシロンメルというサハラにある現場まで600KM(80tOverの重量物は約1300KM、2週間の行程)の陸送をプロジェクトの工程に合わせて遂行したものです。このモスタガネムをベースとした業務がほぼ完璧に近い成功であったこと。モスタガネムテイームは通関、陸揚げ、内陸輸送でプラント建設史上稀にみる成功を収めた栄光のテイームです。改めて、テイームの一人一人が誇りに思って頂きたいと思います。」 と書いてくださいました。

 

モスタガネムにて通関業務や内陸輸送に関わっていた夫にTさんの言葉を伝えたい・・・DVDも見て欲しかった・・・。本当に凄いお仕事に関わらせていただき貴重な経験ができたことを改めて光栄に思いました。

 

今年は欠席された皆さまも体調を回復されて、来年はご一緒できますように。毎年幹事を努めてくださるHさん、ありがとうございます。