緑のボランティア@園芸高校バラ園

 ゴールデンウイークの初日ですね。今日は、緑のボランティアの新年度最初の活動日でした。新入の方達も参加しての活動でした。昨年を思い出します。先輩方と初めてご一緒に活動するので、ドキドキでした。幸いなことに楽しく1年を過ごすことができて、二年目を迎えることができました。ありがとうございます。
    
 校門から続く銀杏並木。芽吹いた葉は大分大きくなってきました。
    
    
 ハナミズキの花も咲いていたのですが、枝の上の方で、写真では見づらいですね。
    
 こちらは、平成12年に植樹されたハナミズキ。「ひ孫のハナミズキ」とプレートには書かれています。米国第27代タフト大統領のひ孫でいらっしゃるボブ・タフト氏は平成12年に来日された際、ハナミズキ150本を携えて来日されました。その中の一本とのことです。
    
 今日は、バラ園の除草をしました。まだそれ程根ははっていなくて、土も柔らかくて、抜き安かったので助かりました。途中から汗ばむくらいで、休憩時間にいただいた麦茶が美味しかった。
    
 てんとう虫も来ていました。
    
 深い赤い色が美しいスレイターズ・クリムソン・チャイナ。ヨーロッパのバラに四季咲き性をもたらしたバラだそうです。そして、この赤い色は、ガリカの赤とも違う、ヨーロッパのバラには無い赤色とのことです。こういうお話を先輩がたからお聞きするのも楽しみなのです。
    
 オールド・ブラッシュ。チャイナローズで、ヨーロッパのバラに四季咲き性をもたらした4種のバラの一つです。
    
    
 ロサ・キネンシス・アルバ。アルバとついていますが、花色はうっすらとピンク色を帯びていたりします。純白はなかなかないそうです。
    
    
       
 ロサ・ギガンティア。ヨーロッパのバラに剣弁高芯咲きをもたらしたバラと言われています。香りも素晴らしいです。比較的早い時期に咲くので、タイミング良く見ることが難しかったのですが、今年は良い状態で見ることが出来て嬉しかった。
 バラ園の上段にあるチャイナローズのコーナーは開花している花も多く、素晴らしい香りに包まれ乍ら作業できました。ときどき、立ち上がってそれぞれの花の香りの聞き比べをしたり、どの花がよく香るのか先輩から教えて頂いたり。。。勉強になりました。
 緑のボランティアの皆さまは、それぞれに知識が豊富な方が多くいらして、香りのお話、バラの歴史や系統のお話、写真の写し方など、いろいろ教えて頂くことができて嬉しく、参加する楽しみにもつながっています。