ポプリを作りたいと思い乾かし始めた三つの薔薇の花びらは、かさかさにドライになりました。一枚一枚、花びらの大きさは半分くらいに小さく、表面にはこまかな縮緬状のしわができました。
モーリス・ユトリロの絞り模様は失われずに奇麗に乾きました。
ドミニク・ロワゾー、花びらの周囲は淡いピンク色に染まって乾きました。
シャンテ・ロゼ・ミサトの花びらは、表と裏の色がはっきりしました。香りは、アニス香よりダマセナ香に近く変化しました。
お花が乾いたとき、フレッシュな時の花色や香りが変化する様子にいつも驚かされ、新たな感動があります。さて、どのような香りのポプリを作りましょうか。アイデアを巡らせるのはすごく楽しいのです。
