ライムのポマンダー作り

完熟したライムを収穫しました。いつまでも保存が可能なポマンダーをつくることに致しました。ライム、クローブ、キャトルエピス、マスキングテープ、竹串、ビニール袋を用意しました。腐敗を防ぐためと香り付けの為に最後にまぶしつける香りのパウダーにキャトルエピスを使ってみました。キャトルエピスは料理用のスパイス4種類、胡椒、ナツメッグ、ジンジャー、クローブのパウダーがミックスされて市販されています。


ライムに十字にマスキングテープを貼りつけたら四つのコーナーにクローブをさし込みます。竹串で穴をあけ乍らクローブをさして全体にさし込んだらマスキングテープをとります。クローブをさし込んでいる時ライムのジュースが溢れ出てきました。さわやかな香りがたち指先にもライムの香りが・・・。


キャトルエピスをまぶしてから乾燥させます。ビニール袋から取り出してお皿か紙袋などにいれて乾燥させます。まだ空気が乾燥しているのでカビないで乾く・・・と願います。完全に乾燥するとカチカチになり見た目も感触も変化します。手にした時、重さがとても軽く感じます(今日は72gでした)。どのような香りに乾くのか出来上がりが楽しみです。
フレッシュなオレンジにスパイスのクローブをさしてつくる「オレンジ・ポマンダー」を教えて頂いたのは敬愛する熊井明子先生のポプリ講座でした。バリエーションも沢山教えて頂きました。先生、ありがとうございます。そのときから30年以上、幾つ作ったことでしょう。オレンジ・ポマンダーには古い歴史がありますが、オレンジ以外の柑橘類、例えば、レモン、キンカン、ライムなどでも作ることが可能ですし、アルプス乙女のようなリンゴも良い香りに出来あがります。柑橘類や姫リンゴなどで作るフルーツ・ポマンダー作りには空気の乾燥している秋から冬にかけてがベストシーズンだと思います。