モッコウバラのポプリ

モッコウバラは終わりましたけれど、ポプリになってよみがえりました。奇麗な時に摘んで乾かして、柑橘類の皮を乾燥させたものやお台所にあるスパイスなどを混ぜて作りました。香りはモッコウバラの黄色のお花のイメージでさわやかな柑橘系の香りがたつようなレシピにいたしました。
園芸高校の「バラを楽しむ」という講座でご紹介致しました。モッコウバラを育てていらっしゃる方も多く、興味を持ってご覧くださり香りを楽しんで下さいました。柑橘類の皮はこのように利用できることに驚かれる方もいらっしゃいました。

モッコウバラの白、黄色、ラベンダーや匂いスミレなど紫系の色のお花少し(彩りとして)、レモンバービナの葉(レモンの香りがします)少し、すべてをカリッと乾燥させます。モッコウバラは花房ごと葉も少しつけて乾かしてあります。浅めの箱などに広げて、乾燥中の写真です。所々に見えるオレンジ色のものはポットマリーゴルドの花びらです。
香りを深めるためにお台所から胡椒少し(ミルでひくか、細かくつぶします)と柑橘類の皮(このポプリではポンカンと日向小夏)は内側の白いワタ状の部分が多いときは包丁かナイフで少しこそげとります。胡椒でなくてもクローブやシナモンでも良いと思います。スパイスや柑橘類の皮は保留剤の役目も兼ねます。柑橘類の皮は大きめにちぎって加えました。香りが少なくなったら再びちぎると香りがパ〜とたちます。夏みかん、ミカン、オレンジ、レモンなど色々な柑橘類が使えます。
これから梅雨の時期、さわやかな香りのポプリがあれば快適に過ごす助けとなり、気分が明るくなるような気が致します。そして、モッコウバラが咲き始めた早春のころ、これから巡りくる春の庭を思い心躍った日々を思い出します。