柳原良平さんのカレンダー

画家・イラストレーターの柳原良平さんは、8月17日に84歳でお亡くなりになったことをニュースで知りました。サントリーウイスキーの広告で拝見していたアンクルトリス、人気でしたね。
我が家では毎年、柳原良平さんのカレンダーを飾っています。カレンダーのデザインは奇麗な色使いで、アンクルトリスや船がモチーフなっています。版画の温かみと絵柄にウイットがあって一枚、一枚めくるのが楽しみなのです。ちなみに、今年は七福神がモチーフ、今月は布袋様です。表紙は七福神が和船に乗っているデザインでした。
    
取ってある以前のカレンダーを取り出してみました。表紙を残すようになったのは2010年からでした。もっと他にも有ると思うのですけれど...、どこにしまったのか?? 毎月の終わったカレンダーは捨てるのはもったいないのでとっておいたり...、夫はノートをカバーするのに使ったり...しています。
    
    
夫がリタイアする前は、年末になると会社から頂いて来てくれて当たり前のように飾っておりました。退職した年にお店で探したのですが、柳原さんのカレンダーはほとんど市販されていないようで、年末、伊東屋さんのカレンダーフェアでも見つけられなかった。スタッフの方にもお聞きしましたが分かりませんとのことで、インターネットでやっと探したこともありました。
何時頃から柳原さんのこのカレンダーを飾るようになったのか記憶がないのですけれど、我が家にぴったりとおさまってくれるデザインなのです。それに、私の初めての海外旅行は船旅でした。イギリスの客船、P&OLineのキャンベラ号で横浜港の大桟橋から出航して南太平洋を30日かけてクルーズしました。船上で23歳のお誕生日を迎えたのでした。ですから、船のモチーフの多い柳原良平さんのカレンダーはとても気に入っております。心からご冥福をお祈りいたします。