今日の庭から(バニラグラス、トレテレイア、食用ドクダミとウズラバタンポポ)

一見、雑草のように見えますけれど、ハーブの仲間です。(右側はワイルドストロベリーです)細く長い葉をもんだり切ったりすると甘く香りますが、乾燥させるとバニラのような甘い香りがさらに強くなります。ですから名前もバニラグラス!分かりやすいですね。 クマリンと呼ばれる芳香成分を含んでいるのですけれど、桜餅の香りと同じ芳香成分なのです。なにやらなつかしい香りとも言えます。 イネ科の多年草で、スイートバーナルグラスとよばれることもあるそうです。あまりに茂りすぎたので先ほど切りました。切ったものは乾燥させてポプリやサシェなどの利用法を考えたいと思います。

庭に植えるとタネがとんであちらこちらにふえます。我が家のバニラグラスは何時植えたのか忘れてしまったくらい昔に植えたものです。最初の株は絶えてしまい、今有るのは実生で育ったもの達です。細くてふわふわした感じの葉はバニラグラス。やや広めの葉でスーと手前に伸びているのはカンゾウです。
かつてヨーロッパなどではクッションやマットなどには藁や干し草などを詰めていた時期も有りました。きっとこのような芳香性の草も沢山使われていたことでしょう。(と勝手に想像をたくましくして・・・)


トレテレイアの青いお花が咲き始めました。昨年より一週間くらい早い開花です。 トレテレイアはブローディアとよばれることもあるんですね。どうりでむかしブローディアという名前で植えたお花とそっくりだと思いました。 この球根は一昨年植えて、昨年初めて咲いたので今年は2年目。昨年よりしっかりと花茎を伸ばしております。隣に植えてあった黄色いお花が咲く品種は何も出てこなくて、残念ですけれどもう絶えてしまったのかもしれません。


王冠のオーナメントを載せていた鉢のヒヤシンスは終わり、今は黄色いお花の咲くウズラバタンポポが咲いております。葉にウズラの卵のような模様があります。ヒヤシンスの咲いている頃はまだ小さくて見えていなかたかもしれません。重ね鉢にしてある下の方には食用ドクダミが沢山茂ってもうすぐ白いお花を咲かせてくれます。JHS会員のAさんから頂きました。ありがとうございます。庭に生えてくるドクダミと混じらないように鉢植えで育てております。庭に茂っているドクダミより一回り小さくて、葉の色も香りも柔らかな好ましいドクダミなのです。