モッコウバラのフラワーボール

黄色のモッコウバラが咲いている時に作ったフラワーボールです。球形のオアシスに十分水を含ませてからモッコウバラをひたすら全体に差し込んでつくる単純作業、手間と時間は多少必要ですけれど、愛らしく奇麗、出来上がった歓びは大きかったのです。
材料は、モッコウバラ、リボン(または紐など)好みの長さ、フローラルワイヤー(#26程度1/4本位)、球形オアシス1個、竹串1本(有れば)です。
最初につり下げられるようにリボンをつけます。リボンを球形にそって十字形にかけてから上の部分で一度結びます。フローラルワイヤーをUピンのようにしたら、リボンの結び目をおさえるように上からオアシスに差し込んで抜けないようにします。
モッコウバラは小さな花房ならそのまま、大きければ、1輪か2〜3輪を一緒にしてオアシスに差し込みます。ひたすら全体に差し込みます。茎が柔らかいのでやりにくいのですけれど、竹串などをつかい軽く穴をあけてから差し込んでもよいですね。全体に差し込んだら、リボンの元のところにローズマリーのお花を挿して出来上がりです。
リボンの長さはお好みで。木の枝に吊るしたり、室内につり下げたり、時々霧吹きで補水すると良いと思います。オアシスに吸水させるときは、お水をはったボールなどにオアシスを浸します。そうすると中心まで十分に吸水できるそうです。十分に吸水したオアシスはずっしりと重くなるので吸水の目安になります。私は以前、ボールに入れて上からジョウロなどでお水をかけていたのですけれど、それだと中心まで吸水させることが難しいようなのです。
モッコウバラでなくても、他のお花、ハーブの小枝などでも同じようにつくることが出来ます。拙ブログ2011年11月9日と拙書「育てる・楽しむ失敗しないハーブ作り」(講談社)の中でもマートルで作るグリーンボールをご紹介しております。ご参考になれば嬉しく思います。