ハーブ風味の揚げおかき(鏡餅)

お正月にお供えした鏡餅、2寸の小さな鏡餅でしたけれど、カビの強い部分を取り除いて乾燥させておりました。乾燥が進むとひび割れて来て細かくくだけます。


フライパンにオリーブオイルとハーブ(ローズマリーの枝長さ10cm程度3本とローリエ小一枚)を入れて少し熱くしたらお餅を入れてゆっくりと揚げました。熱くなってからお餅をいれると中まで揚がらないうちに色だけ付いてしまいます。温度が上がってくるとハーブの香りもたち、お餅も美味しそうな色になってきます。全体を混ぜ乍らかさかさと音がして中心までカリッとするように揚げました。揚げたてをハフハフとつまんでみたらローズマリーがほんのりと香り「お塩なしでこのままでも美味しい!」と今回もキッチンで自画自賛でした。ローズマリーの枝数はオイルや揚げる素材の全体量で加減すればよいですね。


半分には塩、チリペッパー、引き立て黒こしょうを混ぜたピリ辛塩をまぶしました。半分はシンプルに塩のみです。シンプルな方はローズマリーの葉をほぐし乍らいただくと風味がさらにアップします。揚げたローズマリーは美味しいのでパリパリと頂いてしまいますが食べ過ぎには注意ですね。

今日はオリーブオイルが瓶の中で残り少なかったので結果的にひたひたくらいの量でした。それくらいで十分でした。オイルが少なかったので小さなお鍋で作り始めましたが、途中からフライパンに移しました。お餅は火が入ると膨らんでカサが3倍くらいになって慌てました。子供の頃に母が良く作ってくれましたが、もっとよく作り方を見ていれば良かったです。なつかしい子供の頃の味がこの年になってハーブ風味のおしゃれな一品になりました(かな・・・)。お餅を砕く時なるべく大きさの大小を作らない方が揚げる時に楽ですね。大きさに大小があると色づき方と火の通り方がばらつきます。ちいさなものは早く揚がってしまいますので焦がさないように途中で取り出しながら揚げました。すこし手間でした。オイルの風味付けハーブも香り塩も様々なパターンが出来そう、いろいろ試してみたくなりました。