忘年会−2

12月19日、所属していたNPO法人Green Works(GW)の忘年会にお誘いいただきました。ありがとうございます。会場は東京タワーのお膝元にある和食のお店でした。大通りからお店へつづく道の角を曲がったとたん東京タワーがドーンと目の前に現れました。その迫力にしばし言葉を失い見とれ、カメラを取り出して写しました。雲一つなく晴れ渡った空に赤と白の東京タワーは映えました。

玄関を入ると師走の室礼がなされています。冬至には「ん」のつく食べ物を食すと縁起が良いそうで、卓の上には「ん」の付く食べ物(なんきん、かんてん、ぎんなん、にんじん、いんげん、れんこん、きんかん)が飾られています。

美味しいお料理の中で、「豆水とうふ」はお店の名物料理とのことです。だし汁で味つけられた豆乳のなかにお豆腐がしずかに座しています。豆乳独特の匂いは無くてまろやかな良いお味で美味しく頂きました。

コースの最後は甘味の「芝しるこ」でした。さらしたお汁粉と粟餅がよく合い、お食事を締めくくるのにちょうどよい甘さと量でした。

食後には、お店の方に庭園を案内していただきました。中庭の灯籠、蹲い、紅葉の足下に敷かれた松葉は整然と揃えて敷かれています。日本庭園の美学の一つですね。

すっかり葉の落ちたサンシュユには赤い実が沢山ついていました。

水車にかかるようにザクロの古木が。末枯れた実がいくつか下がっていて冬の風情を増しています。(拙い写真でよく分からないかもしれませんけれど。)

帰り道に見た赤羽橋の高速道路脇にあるビルのガラスに映り込んでいる東京タワー。蟹の足が積み重なっているように見えてしまいました!東京に住んでいても今日のように間近に東京タワーをみたのは始めてに近いかもしれません。来年はお役目をスカイツリーにバトンタッチしますけれど、東京タワーは永遠に東京のシンボルで有り続けるような気がしています。

GWのみなさま、お声をかけて下さってありがとうございます。笑いのたえない楽しい時間でした。GWは私にとっていつも心の花友です!これからもどうぞよろしくお願い致します。来年もさらにご活躍されますように祈っております。