ピクルス2種

 夏になると作りたくなるのは、キュウリとプチトマトのピクルス。キュウリにはディルの香りがよく合うので、ディルは必須! 今回は、千鳥酢に先日作ったバジルビネガーを合わせて使ってみました。
    
 ピクルス液の味見をしましたら、他のハーブはいれなくても、バジルビネガーだけでも美味しかったのですが、複雑な風味になるようディル、コショウ、赤唐辛子、ガーリック、ローリエも使いました。
 ピクルス液の分量は、水3カップ、酢1/4カップ、塩大さじ1-1/2。このレシピは、北村光世先生に教えて頂いたのですが、とてもよいバランスで美味しくできますので、お勧めです。
 スパイスは、ディル、コショウなどを合わせて大さじ1/2〜1、赤トウガラシ一本、フレッシュなローリエ1枚、ガーリック1片。
 水、酢、塩、スパイスのディルとコショウを鍋に入れて火にかけ、2、3分煮立てます。
    
 用意したプチトマトとキュウリの水分を良く切り、煮沸消毒した器にいれます。上にガーリックとローリエを載せてから、熱いピクルル液を注ぎ、冷める迄待ちます。冷めてから冷蔵庫で保存します。
 熱い液を注ぐので、キュウリの色は多少悪くなります。気になるようなら冷めてから注いでも良いと思います。
 キュウリは浮き上がってきますので、ラップを敷いてその上にお皿等をのせて軽く重しをしておきます。冷蔵庫に入れる頃には重しはとっても大丈夫です。
 プチトマトは熱湯にいれて皮を剥いてから使っています。ちょっと手間ですが。食べるときの美味しさとご馳走感はアップしますので。皮が気にならなければ、皮付きのままでも大丈夫です。
 北村先生のレシピでは、ガーリックは、一片を皮を剥いてから丸ごと、ローリエは生の葉をつかいます。どちらもピクルス液を注ぐ時にのせるので、それほど二つの香りは主張しないで良い塩梅になると思います。
 実は、今回、ピクルス液を煮立てる時にガーリックを一緒に入れてしまいました。途中で気がついて、取り出したのですが、少しガーリックの香りが強くなりました。それで、またディルを少し足して。。。ハプニング色々あります。臨機応変に対応したいですね。
 たまに生のローリエは苦味があることがあるようです。その「木」によるようですが。お陰さまで我が家のローリエは生で風味よく、苦味もなくて助かります。生のローリエが無いときは、ローリエ無しかドライのローリエを使うのは如何ですか。
 スパイス類は、ディル、コショウの他にマスタードシードコリアンダーなどお好みのスパイスを使うこともアリですね。ディルの花が咲いてきたら、傘のように開いている花を入れると一段と風味アップになります。輸入品のキュウリのピクルスには、瓶のなかにディルの花が入っているのを見かけます。
 冷めて冷蔵庫にしまう頃には味もしみ込んでいます。短時間で、浅漬け感覚で美味しく頂けるのがこのレシピの素晴らしさでもあります。作ってから2、3日目が食べ頃ですが、それまでになくなりそう。。。