蕪のポタージュ

お料理のことを書くのは久しぶりのような気がいたします。昨日の夕食に作りました蕪のスープ。このスープを作ったのも久しぶりでした!
    
蕪は一人二個以上を用意します。洗って皮をむいて一個を横半分(水平)に切ってから縦に4等分くらいに切り分けます。一個を8切れ程度に。
最初に水平に切るのは、蕪の繊維を切るようになるので、頂く時に繊維が気にならなくてよいのです。葉も奇麗なところは洗っておきます。
お鍋にオリーブオイルを少しいれて蕪をよく炒めます。お塩をパラパラと降って焦がさないようにじっくりと。周囲が透明になりかけて美味しそうな匂いがしてきましたら、お水とスープの素、日本酒少しをいれて十分に柔らかくなる迄煮ます。
途中で蕪の葉を入れて火をとおして引き上げ冷まします。団扇であおぐと色が奇麗に残ります。冷めたら細かく切っておきます。
蕪が柔らかくなったらお玉の背でつぶします。完全にはつぶれませんがホロホロになれば結構です。お味を見て整えて出来上がりです。お椀によそって蕪の葉を載せていただきます。
お玉の背でつぶすだけなのですが、スープがとろりとしてつぶした蕪の食感も楽しいです。蕪がたっぷり頂けてお鍋一つで作れて手軽なこともよいなぁと思っています。
バリエーションとして、ハーブソルトで風味づけしたり、胡椒を効かせたり、牛乳を入れてミルク煮にしても美味しいです。うっすらとお味噌をといてもよいですね。カロリーが気になるときはオリーブオイルで炒めずにスープで煮るだけでも、あっさりしてよいものです。昨日はお椀でしたが、洋風の器によそってスプーンで頂くのも有りです。