和の食材を洋風に(菜の花と長芋)

夕食に作った菜の花のおひたしと長いもの豚肉巻き。どちらもオリーブオイルやハーブミックスで洋風に味付けしてみました。ワインにもぴったりなおかずとなりました。 
実は、先日、新聞(朝日か日経のどちらかに)の料理コラムに長いもの豚肉巻きがでておりました。美味しそうでしたので、ハーブを合わせて私流で作ってみたのでした。  
    
菜の花は湯がいたら、ザルにあげて団扇で扇いであら熱をとります。お吸い物くらいの味に整えた白だし醤油にオリーブオイルをたらして混ぜたら、その中にたっぷりと黒こしょうをひいてさらに混ぜました。
そのだし醤油の中にまだほのあたたかい菜の花をいれて味をしみ込ませます。
オリーブオイルのコクと黒こしょうがアクセントになり、おひたしですが洋風になりました。黒い器に盛りつけてしまったので黒こしょうが分からなくなって・・・スミマセン。
    
長芋を豚肉で巻いてオリーブオイルで焼いた簡単クッキンング。味の決め手は自家製のドライハーブミックスでした。お塩にドライハーブミックスを混ぜて即席のハーブソルトを作っておきます。
豚肉はしゃぶしゃぶ用を使いましたが、薄切りでも大丈夫です。
長芋は二口くらいで食べられる程度の大きさに切り分けました。
豚肉を広げたら即席のハーブソルトをパラパラとふりその上に長芋をのせて巻きます。
ハーブソルトは焼く時ではなくて長芋を巻く時、お肉の内側にふった方が、焼いている間にハーブの香りがお肉にしみ込み、ハーブも焦げないので具合がよいですね。焼いているときにハーブの美味しそうな香りが漂って来たらそろそろ出来上がりという目安にもなります。上手にハーブを使う時のポイントかもしれません。
フライパンにオリーブオイルを入れて熱くしたら、豚肉の巻き終わりを下にして焼きます。巻き終わりにこんがりと美味しそうな焼き目が付く迄フライパンの中で動かさないのが長芋と豚肉をはがさないで焼くポイントです。
長芋は生でも頂けるので、一応豚肉に火が通ったら出来上がりですが、十分加熱すると長芋はほくほくした食感に。豚肉に火が通ったばかりだとレア状態でシャキシャキっとした食感に。お好みで加減して頂ければと思います。
豚肉の巻き方が厚いと火が通る迄に時間がかかるので、長芋に一巻きするくらいがちょうど良いかもしれません。しゃぶしゃぶ用は薄いので二枚重ねにしましたら、結構時間がかかりました。一枚で一巻したものはちょうど良いかも・・・と頂き乍ら思いました。
塩味とハーブの香りでこのままで十分美味しかったです。ポン酢やお醤油を少し付けて頂いても良いかもしれません。それはお好みで。
オリーブオイルとハーブミックスは和の食材を洋風にする万能選手ですね。