イギリス一人旅−19(ベス・チャトー・ガーデン)

ベス・チャトー・ガーデンを訪れるのは二度目です。前回は、2010年の7月でしたから、夏のお庭。今年は秋のお庭。どんな姿を見る事ができるのでしょう。期待にワクワクいたしました。





グラベル・ガーデンはグラス類が朝の光と風を受けて美しい風情でした。




お庭のあちらこちらに植えられているグラス類、ホワっとした穂先が光に映え、秋風にゆれる姿、本当に奇麗でした。



チーゼルです。美しかったです。このように末枯れた姿の植物たちも印象に残りました。

先日、二子玉川で見学したベニシアさんの展覧会で、イギリスのお庭では、末枯れた植物は切らずにそのままに、その姿も愛でる点が日本のガーデニングと違う箇所とありました。
ベスさんのお庭でも同じでした。



次に目にとまったのは、コルチカムや原種シクラメン。原種シクラメンは写真では見にくいかもしれませんけれど、薄いピンク色の愛らしいお花が黒っぽい地面のあちらこちらに咲いて水玉模様のようでした。


ピンク色にみえるのはホトトギスです。ギボウシホトトギス、日本でもお馴染みの植物たち。イギリスのお庭で見ると違う植物のように思えます。 不思議。。。。。

ウッドランドの外れには、虫たちの住処となるインセクト・ホテルも出来ておりました。

持参のハーブティーとクッキーでティータイム。銀色のシートはお尻の下に敷く保温シートです。お山(ハイキング)に行く時に持参しているのですけれど、このシートを敷いていると石の上に座っても冷たくないのです。薄くてたためるので持ち運びも楽ですし、100円ショップで買えるのもありがたいのです。湿った木製のベンチに座っても大丈夫。お庭巡りにも大活躍してくれます。

シダの模様のバッグは花友Nさんからのイギリスお土産。シダ好きなMさんが大絶賛して下さったバッグです。深さが有るのに軽くて薄くたためるので、とても重宝して使っております。ありがとう、Nさん。貴方と一緒に旅しているようでした。


多肉植物が寄せ鉢されているコーナーです。

苗売り場の様子です。栽培特性別のコーナーに別れて苗がならんでおります。

朝はとてもよいお天気でしたが、午後帰る頃には雲行きが怪しくなり、遠くに雷鳴も聞こえて、ボツボツと降り始めたと思ったらかなり強くなりました。写真には写っていないのですけれど、雨の中、ツイードのジャケットをお召しの紳士は傘もささずに苗を選んでおりました。




帰りのタクシーが来るのを屋根のある苗売り場(シェードガーデン用植物売り場)で待ちました。
降り出した雨に猫ちゃんも雨宿り。


タクシーは、朝乗ったタクシーと同じ方です。朝、降りる時、帰りにもタクシーが必要ならこの番号に電話をとカードを頂いておりました。ショップの方にお願いしてそのタクシーを呼んで頂きました。(タクシーを呼んで下さるとHPに書かれておりました。私の拙い英語よりお願いした方が良いかなと思いましたので。)
親切なドライバーさんは、コルチェスター駅のロンドン行きホームがある方の改札口に車を停めて下さったのでした。


ベス・チャトー・ガーデンHP:http://www.bethchatto.co.uk/index.html