イギリス一人旅−7(プロム@ミナックシアター 9月22日−②)

席に着いてから防寒対策の身支度をいたしました。マフラーを巻いたり、スラックスの上にラップスカートを付けたり、帽子を二重にかぶったりして待ちました。眼下に広がる舞台、だんだん暮れてゆく空、岩に打ち寄せる波、期待に胸は弾みました。



一曲終わるごとに拍手とラッパの音、イギリス国旗も振られます。私もラッパを鳴らし、国旗を振りました!(カメラのピントが甘く、見にくいですね。スミマセン。雰囲気だけでも感じて頂けたらと思います。)

そして、日は沈み、舞台の照明と遠くの水平線に見える小さな灯り。白い波頭、時折聞こえてくる波音。すべてが一つに、素晴らしい舞台となりました。

途中で休憩がありました。ちょっとお席を立ちたかったのですけれど、横に5人並んで座る席の真ん中で、両サイドの方達はお席を発つ様子がありません。
ちょうど通路のすぐ下の席でした(写真の手前から2番目の石の柱の下でした)。岩に足をかけて上りこの手すりの間をすり抜けてしまいました。とてもお行儀は悪かったのですけれど・・・。


フィナーレは大きな花火でした。イギリスの花火、とても奇麗で感激いたしました。そして、起立して、イギリス国歌でお開きとなりました。

楽しくて思い出深い、感動的な夜でした。この場に身を置くことができた幸せを感じ、感謝の気持ちでいっぱいでした。心からありがとうございます。