イギリス一人旅−6(プロム@ミナックシアター 9月22日ー①)

イギリス一人旅の目的の一つは、ペンザンスからほど近いところにある野外劇場、ミナックシアターを訪れることでした。
その劇場は海のすぐ側にあり、崖のようになっているのでした。Rowena Cade という一人の女性によって作られました。

ずいぶん前にNHKの深夜放送で仲代達矢ご夫妻が訪れていた番組を偶然観たことからミナックシアターのことを知りました。その後、敬愛する熊井明子先生の講座でもミナックシアターのお話、とくにシーズン最後を飾るプロムという公演がとても楽しいとお聞きしました。いつか、いつか訪れたいと願っておりました。


公演は午後7時30分から始まるので、劇場まで行くタクシーを6時30分にお願いしました。
それまでの時間は、荷物の整理やミナックシアターに持参する防寒品をバッグに詰めたりしておりました。寒いので防寒対策が必要と尊敬するハーブ研究家・桐原春子先生から教えて頂いておりました。先生、情報をありがとうございます。とても助かりました。

それから、近所のお店を教えてもらいお水を買いに行き、用意されているティーセットでお茶を作り魔法瓶に詰めました。お茶はパディントンのホテルで頂いてきたトワイニングティーバッグ・レモン&ジンジャーです。
レモンと生姜のお茶は、時々自宅でもレモン系のハーブに生姜を入れて飲んでおります。トワイニングティーバッグは美味しかったです。

魔法瓶と防寒用の品が入っているバッグを持ち、ホテルのロビーに降りたら、もうタクシーが待っておりました。タクシーはペンザンスの駅からホテルまで乗った同じタクシーです。私と同じ年代のように見えるスキンヘッドのドライバーさん「寒いからちゃんと暖かくしてきましたか」と聞いてくれます。「はい、大丈夫ですよ」と私。帰りのお迎えも9時30分の終演時間に合わせてお願いしました。

ホテルから劇場までは15分くらいで、快適なドライブでした。


この劇場はRowena Cade が造りましたと書かれているプレートが見えます。

海が目の前に見えます。私の席は、舞台からは遠い後ろの方でしたが、全体がよく見えました。白、紺、赤のストライプ模様の毛糸の帽子の方の後ろでした。