イギリス一人旅−4(ロンドンからペンザンスへ)

旅の二日目は、ロンドンからコーンウォール地方の都市、ペンザンスへ列車で移動致しました。
ホテルをチェックアウトして駅へ。ホテルのロビーを抜けてドアを開けて通路に出てエスカレーターをおりればもう駅の構内です。

まずは、案内板の所へ行きました。10時6分発、ペンゼンス行き列車のプラットホーム番号を調べるために。まだ早かったようで表示されておりませんでした。でも、「on time」の表示はありましたので、時間通りに発車することは分かりました。


それで、ランチ用のパスティを買うためにお店に行きました。前夜、場所を確認しておいたので、すぐに行く事ができました。
チキン&マッシュルーム、ラム、野菜などさまざまな具がパイ生地に包まれて焼かれているパスティ。私は野菜を求めました。熱いから気をつけて!と言われ渡された包みは本当に熱々でした。


イギリスの列車はアナウンスも無く静かに発車すると聞いておりましたので乗り遅れたら大変です。プラットホーム番号が表示される案内板が見えるベンチに座りじーっと目を凝らして見ておりました。
実は、出発前にインターネットで検索していたら、イギリスの列車は時刻表の時刻より早く(又は遅く)発車する事があるので要注意との記事を見つけておりました。それで、時間よりもかなり早く駅に着いていたのでした。
まだかなぁ、まだかなぁと見ていたら、やっと発車20分くらい前に表示されました。一安心、プラットホームに急ぎました。


昨日、予約したチケットを改札口の機械に通してプラットホームに。自分の乗るコーチの番号、コーチGを探してホームを歩きました。
日本では車両は◯◯号車と言いますが、イギリスの鉄道では、コーチと呼び、アルファベットの順番がついておりました。
人ごみの中をスーツケースを引いて、改札口を通り、車両を探してプラットホームを歩いて、荷物を車内にいれて、自分の席に座るまで結構時間がかかりました。20分の時間はすぐでした。


スーツケースは小さくしてよかったです!
荷物は自分で車内に入れなくてはならないので、大きくて重いのはホームよりも高い車内に一人で入れるのは一苦労です。困っていれば、周囲の誰かが助けてくださるかも知れませんが、最初からそのような事は当てにしてはなりませんね。


スーツケースのグローブトロッターは荷物棚に納めて、自分の席を探して、ほっ 落ち着きました。やがて静かに列車は動きだして一路コーンウォールへ、スピードが増して行きました。


買ってあったパスティとホテルで魔法瓶に詰めてきたハーブティーでランチタイム!
ハーブティーは熱かったので魔法瓶から直接飲むとやけどしそう・・・どうしましょう。日本からプラスチックのカップを持ってくるのを忘れておりました。閃きました! 携帯用の歯ブラシケースの蓋をコップの代わりに。おいしく頂きました!

一等の車内は、通路の片側はテーブルを挟んで向かい合わせに2人づつ座る席、片側はテーブルを挟んで一人ずつ向かい合わせに座る席になっておりました。どの席にもテーブルが付いていて、ゆったりとしていて快適でした。



プリマスを過ぎると海辺の避暑地らしい風景に変わりました。


ロンドン発10時6分、ペンザンス着15時11分。
駅のホームに降り立つと、強い磯の香りが出迎えてくれました。
大きく深呼吸!
こんにちは、ペンザンス。はるばるとやって参りました!
駅の看板の両脇はローズマリー、遠くには、セント・マイケルズ・マウントも見えております。



車体の模様がきれいなコーニッシュリビエラ号。ロンドンから乗ってきた列車です。