春の四国旅-2(四国こんぴら歌舞伎大芝居)

金刀比羅宮にお参りしてから昼食に讃岐うどんをいただいて、四国こんぴら歌舞伎大芝居の会場、金丸座に向かいました。途中は色鮮やかなのぼりが沢山立てられていて歌舞伎見物気分が高まります。

白い壁の建物が金丸座です。

下足をいれるビニール袋を頂き、腰をかがめてちいさな木戸をくぐって中に入ります。長い列ができておりましたが、このときは大分入場が進んでおりました。

江戸時代に立てられた金丸座、座席は桟敷になっております。撮影禁止でしたのでパンフレットのページの写真です。右上は客席から舞台を見たところ、下の方は舞台から客席をみたところです。右端にみえる長い板は花道です。今年、私たちの席は二階端の最前列、ちょうど花道の上辺りでした。私は赤い毛氈がかぶせられた手すりに寄りかかりリラックスして観劇。
第二部(午後3時開演)の出し物は「戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた)」「口上」「義経千本桜、川連法眼館(かわつらほうげんやかた)の場」でした。川連法眼館の場では、三代目中村又五郎さんが本物の忠信と狐忠信の二役演じ分けの熱演でした。口上は歌昇改め三代目中村又五郎、種太郎改め四代目中村歌昇さん、親子揃っての襲名披露口上、まことにおめでたい舞台でした。