四国の旅

4月12日から14日まで2泊三日で春の四国を旅して参りました。早朝、羽田を発つ時は富士山に見送られて・・・快適な空の旅、無事に高松空港に着きました。空港からは連絡バスで琴平に向かいました。

まずは、金刀比羅宮をお参りいたしました。延々と続く階段を一段一段。

もう足が限界!と一休みして振り返ると美しい桜の花。下ばかり見ていたので気がつきませんでした。階段の途中に見える桜の花の美しさにパワーを頂き、本宮までたどり着きました。

本宮からは見晴らしが良く、遠くに讃岐富士も見えました。

帰りは裏参道を通りました。昨年は時期が遅かったので桜も椿も見ることが出来ませんでした。今年は幸運なことに、桜、椿、青紅葉の共演を楽しむことができました。うぐいすの鳴き声のBGM!

モクレンの白いお花と桜と。桜もそろそろ葉桜に、はらはらと花びらが春風にのって静かに舞い落ちる様は絵のようでした。

新緑のモミジ(青モミジ)と桜も大変美しい姿でした。

すこし遠くて写真では分かりにくいかもしれませんけれど、赤く点々と見えるのは椿です。もう名残に近かったのですけれど、一輪が大きなお花でした。

金刀比羅宮の書院に描かれている椿の障壁画は、こんぴら山に咲く薮椿がテーマになっていると以前TVで見ておりました。その時から裏参道の椿を見たいと思いつづけ今年は願いが叶って嬉しく、それも桜、青モミジのサプライズ付きでした。
椿の障壁画を描かれたのは美術家田窪恭治さんです。フランス・ノルマンディーの古い教会にリンゴの壁画を描かれたことで知られておりますね。