おひな祭りのお寿司

「灯りをつけましょぼんぼりに・・・」昨日はひな祭りでしたね。日経新聞 NIKKEIプラス1の「かんたん美味」というコラムに「桜エビのひなちらし」というレシピが掲載されておりました。とても美味しそうでしたので、早速トライしてみました。
紹介されていたレシピは、すしめし:米2合(水36ml)合わせ酢(酢50ml、砂糖大さじ2、塩小さじ1)具:釜揚げ桜えび50g(砂糖小さじ1、酢小さじ2でさっと入りつけておきます。乾燥桜えびのときは浸すだけ)ゆでた菜の花1/2束(ゆでてから醤油洗いして飾り用を取り分け残りは細かく切ります)、卵2個(砂糖小さじ1、塩少々でいり卵にします)などです。具は少しだけ飾り用に取り分けておきます。すしめしと具を混ぜて菱形に抜き、飾りの具をのせて出来上がりです。
本当に作り方は「かんたん!」、お味は「美味!」でした。いくらはレシピには有りませんがちょっと奮発して。菜の花のお醤油洗いや桜えびを酢と砂糖でさっといりつける等のひと手間が、簡単でも美味しくつくるコツかなと思いました。それぞれの具を別々にすしめしに混ぜて段になるように詰めたら菱餅のようにみえるかもしれませんね。具も色々工夫できそう。考えると楽しくなります。
菱形を作るのには牛乳パックの真ん中部分を5cm程度切り取って使うとのこと。私は牛乳パックがありませんでしたのでだし醤油の入っていた小さめのパックを同様にして使いました。一回り小さな菱形ですが、手持ちのお皿には良い大きさだったかもしれません。パックの内側をすこし湿らせてお皿の上に菱形においたらすしめしを詰めラップで押さえて形を安定させてそっとはずすと菱形が出来上がりました。物は使いようですね。
すしめしは私流でつくりました。といだお米に千鳥酢、砂糖、塩などの調味料をいれて水加減をします。昆布を一枚入れてスイッチをオンにして炊いてしまいます。加熱されるので酢は多めにいれ、炊きあがりはやや固めになる水加減にしています。炊きあがったら大きめの器に移して団扇で扇いであら熱をとりご飯に照りをだします。昔は炊きたてのご飯を飯台に移して酢をうって団扇で扇いですしめしを作っていましたが、最近はいつもこの方法。酸味は穏やかですが、すしめしを作るのが苦にならなくなりました。