七草がゆ

今日は1月7日、七草がゆを頂く日ですね。「七草なずな とうとのとりが・・・」と歌い乍らまな板の上でトントン音たてて青菜を刻んでいた姑を思い出します。お店では七草のパックも売られていますが、庭からハーブを摘んでお粥にいれました。この時期、緑の葉をつけているハーブ、我が家の庭では少ないのですけれど、フェンネル、イタリアンパセリ、レモンタイム、セージ、スイートマジョラム、チャイブ、ウインターセーボリーを摘めました。

さっと水洗いしてよく水切りしておきます。切るのはお粥が出来上がる直前にします。早く切って置くと香りがとんでしまうように思います。ハーブの水切りはしっかりと、でもハーブの葉を傷めないように気をつけて。まな板、包丁は乾いた状態で。ハーブの色が悪くなりますので金気の包丁はNGです。上段左からフェンネル、スイートマジョラム、中段左からウインターセーボリー、イタリアンパセリ、レモンタイム、チャイブ、下段はセージです。

我が家の七草がゆには小さく切ったお餅を焼いていれます。それと薄くいちょう切りにした大根も。お米はカップ1、お水は5倍位(かなり適当です)。ハーブは全てを合わせて軽く大さじ2くらい(今日はこれ位でした)。沸騰したらお塩ふたつまみとお酒大さじ1を入れます。お米のシンが無くなった頃に薄切りの大根をいれて柔らかくなるまで炊きます。途中で焼いたお餅をいれました。仕上げにみじん切りにしたハーブをいれ火を止めます。緑の色は鮮やかになり香りも広がります。ハーブをいれたらすぐに頂くとハーブの緑色と白いお粥のコントラストが美しくいただけます。時間を置くとハーブの色がでてハーブティー粥になります。
朝は慌ただしかったので夕食に、貴重な緑のハーブに感謝して胃腸に優しいお粥を美味しく頂きました。